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東京株式(大引け)=87円安、米長期金利低下も円高進行が重荷に

 29日の東京株式市場は広範囲に利益確定売りに押される展開となった。日経平均株価は一時200円を超える下げに見舞われたが、その後は戻り足に。もっとも後場は再び売り直されるなど不安定な地合いだった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比87円17銭安の3万3321円22銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は13億6815万株、売買代金概算は3兆5441億円。値上がり銘柄数は565、対して値下がり銘柄数は1049、変わらずは43銘柄だった。

 きょうの東京市場は総じて弱含みで推移したが、終始方向感の定まらない動きで、日経平均は途中プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、後場取引後半は再び手仕舞い売りが優勢となり、下げ幅を広げた。前日の欧州株市場は高安まちまちだったが、米国では長期金利の低下を背景にNYダウなど主要株価指数が揃って反発に転じた。これを受け東京市場でも追い風が意識された。ただ、一方で外国為替市場では日米金利差縮小を材料にドルが売られ、一時1ドル=146円台後半まで円高が進んだことが嫌気され、上値の重い展開を強いられた。日経平均の下値では年末高を期待する向きの押し目買いが活発だが、全体相場を押し上げるには力不足だった。値下がり銘柄数は1000を上回り全体の63%を占めている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクの下げが目立ったほか、川崎汽船<9107>、三菱重工業<7011>なども下値を探った。ソフトバンクグループ<9984>も軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382>なども値を下げた。そーせいグループ<4565>が急落、AZ-COM丸和ホールディングス<9090>、サンリオ<8136>なども大幅安。

 半面、レーザーテック<6920>が大きく買われたほか、東京エレクトロン<8035>もプラス圏で着地。トヨタ自動車<7203>もしっかり。キーエンス<6861>も上昇した。アサヒグループホールディングス<2502>、リクルートホールディングス<6098>、豊田自動織機<6201>なども上値を追った。さくらインターネット<3778>は連日のストップ高を演じ、グローセル<9995>、霞ヶ関キャピタル<3498>、チェンジホールディングス<3962>なども大幅高。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年11月29日 16時05分

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