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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1966 高田工業所

東証S
1,685円
前日比
+14
+0.84%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.9 0.61 2.97 42.84
時価総額 122億円
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個人投資家・有限亭玉介:物流24年問題と半導体に注目中!強気転換の銘柄をチェック【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年11月13日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

題目にもある物流2024年問題については以前にも当記事で取り上げました。配送ドライバーなどの残業時間が規制される事によって、荷物の配達が滞ると懸念されております。ただでさえ人手不足の業界ですので、事業者としても効率的な配送ができるよう、これまで以上に設備や人材への投資を拡大するように迫られるでしょう。

直近では国土交通省が高速道路に物流専用レーンを設けて、自動運転により効率化させる方針が報道されました。個人向けなら置き配などで対策はできますが、法人向けの物流網が滞れば産業全体の生産スピードも落ち込む事になります。コロナ禍で半導体などの電子部品の需要が急拡大してサプライチェーンが混乱した事は記憶に新しいです。

半導体のように各工程のプロフェッショナルが合わさって一つのものが完成する製品であるほど、物流業界とは切っても切り離せない関係と言えます。きっとAIの性能が向上して自動運転が普及すれば、物流業界の人手不足は解消されるでしょう。ドローン配送など新たな配送手段も加わって、個人的には物流業界のこの進化を楽しみにしております。

そんな物流業界の中でも新しいテクノロジーを積極的に取り入れて進化し続ける企業と、現状を変えようとしない企業では明暗が分かれるでしょうな…という事で、今回は注目中の物流24年問題の関連株と共に、半導体関連株をご紹介していきます。

底値圏の保ち合いから9月末で急動意しましたイー・ロジット<9327>は、ECの物流代行や物流コンサルティングを手掛ける企業ですな。11月14日の決算通過でどのような動きをするかと注目中です。(※11/13執筆)

24年3月期の業績が急拡大する見込みの三菱ロジスネクスト<7105>は、地合い悪化で売られた後、11月6日の好決算で反発しました。フォークリフト大手の同社は、日本で増加する物流センターの新設に伴い需要が拡大していくのではないかと思われます。PERも割安水準ですな。

11月7日の決算で上方修正をした南総通運<9034>は、窓を開けて動意すると年初来高値を更新しました。1株を2株とする株式分割も好感されている模様。小型株ながら緩やかな上昇トレンドを形成しつつ過去最高益を更新しておりますので、中長期目線で注視したいですな。

半導体関連からはA&DホロンHD<7745>です。フォトマスク用ナノ測定・検査装置などを手掛ける同社は、半導体微細化の需要から11月7日の決算も堅調に推移しております。75日線を上回って、高値圏を維持できるか監視中。

底値圏の保ち合いから11月6日の決算後に動意した高田工業所<1966>は、PER・PBRともに割安感が目立っておりますな。プラント事業を主力としながら半導体関連の装置も手掛ける同社は、コストダウンや生産性向上による上方修正が好感されました。

最後は半導体向けに超純水装置に強みを持つ野村マイクロ・サイエンス<6254>です。長期で同社のチャートを観察してみると、コロナ禍で上昇トレンドに乗ると半導体の在庫調整時に落ち込みますが、10月24日の上方修正を機に動意しましたな。上場来高値をどこまで更新するか楽しみですねぇ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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