JALとANAHDが堅調、米原油先物の下落で株価に浮揚力
日本航空<9201>とANAホールディングス<9202>がともに堅調。東証の業種別指数である「空運業」の上昇率はトップとなっている。16日の米国市場で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は前日比でおよそ4%の下落。米国景気の減速懸念が重荷となり、期近物の12月限は1バレル=72.90ドルで引けた。これに先立ち、日本政府観光局が15日公表した今年10月の訪日外客数は、コロナ禍前の2019年同月を初めて上回った。インバウンド需要が着実に拡大するなかにあって、空運株に対しては、運航コストの低減による収益貢献への期待も加わり、買いを集めている。
出所:MINKABU PRESS
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