三機サービス---長沼冷暖房の全株式を取得し子会社化
三機サービス<6044>は15日、長沼冷暖房の全株式を取得し、子会社化することを発表。
同社は、12月1日に、長沼冷暖房の代表取締役である長沼暁氏より40,000株(議決権所有割合100%)を譲渡される予定である。
同社は、業務用空調機器を中心としたあらゆる設備のメンテナンスを請け負うトータルメンテナンスサービスを展開し、近年では機器の更新工事などを主とした省エネについても事業領域を拡大している。長沼冷暖房は、設備工事を主業務とし、新潟市を中心に公共工事も数多く手掛け、設計からメンテナンスまで一貫して実施する地域密着型の事業を展開している。
同社は、長沼冷暖房の工事に関するノウハウ等を得られ、長沼冷暖房の既存顧客への深耕営業及び新潟エリアの新規顧客獲得による業容拡大などが期待できる。将来的に北陸・東北エリアにおいて地盤を築くための第一歩となる。長沼冷暖房は、同社のメンテナンス及び省エネ提案に関するノウハウ等を得られることや、サービスエンジニアによる内製化及びパートナー網の活用による大規模工事やメンテナンスの受注獲得が期待できる。同社の子会社になることで、採用面もメリットが享受できる。
同社は、両社のサービスエンジニアや営業人員の交流により知識と経験を共有し、お互いの強みを高め・活かし、高品質なサービス提供と競争力強化を実現し、企業価値向上を図る。
《SI》
提供:フィスコ