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3150 グリムス

東証P
2,599円
前日比
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グリムス---2Qも増収・大幅な増益、年間配当金の増配を発表


グリムス<3150>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.1%増の159.44億円、営業利益が同166.5%増の31.97億円、経常利益が同165.8%増の32.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同179.1%増の21.77億円となった。

エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比38.1%増の43.90億円、セグメント利益は同42.6%増の19.40億円となった。電力の自家消費を提案する事業用太陽光発電システムを主力商材とし、また、事業者のコスト削減のための電力基本料金削減コンサルティングやIoT機器、省エネルギー化のための業務用エアコン・トランスなどの各種省エネ設備を販売し、顧客に電力の運用改善・設備改善などの提案をしてきた。

スマートハウスプロジェクト事業の売上高は同12.1%増の25.23億円、セグメント利益は同16.8%増の4.44億円となった。脱炭素による再生可能エネルギーへの関心の高まりや、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の増加といった市場環境、住宅のエネルギーレジリエンス強化へのニーズにより蓄電池への需要があることから、蓄電池の販売を積極的に推進した。

小売電気事業の売上高は同14.0%減の90.30億円、セグメント利益は11.33億円(前年同期は1.93億円の損失)となった。電力市場価格が安定して推移したことで調達価格が抑えられた一方、高圧電力の販売が減少しているため売上高は減少した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の321.44億円、営業利益が同20.0%増の43.20億円、経常利益が同18.0%増の43.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.7%増の28.26億円とする期初計画を据え置いている。

また、2024 年3月期の1株当たり配当金については、当初予想の22.00円から15.00円増額し37.00 円にすることを発表した。なお、中間配当については当初予想の5.00円から10.00円増額し15.00 円となり、期末配当予想は当初予想の17.00円から5.00円増額し、22.00円となっている。

《SI》

 提供:フィスコ

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