三菱UFJなどメガバンクは頑強、運用環境改善期待の後退も好業績評価で押し目買い
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは強弱観対立も頑強な値動き。前日は日経平均株価が800円を超える上昇で今年最大の上げ幅を記録したが、メガバンク3社の株価は揃って下落となった。FRBによる政策金利の引き上げが終了したとの思惑や、植田日銀総裁の金融政策に対するハト派姿勢を受け、足もと運用環境改善に対する期待が後退している。目先はバリュー株からグロース株への資金シフトが観測されていることも、低PBRで配当利回りを買いの根拠としてきた銀行セクターには向かい風となっている。ただ、メガバンク各社の23年4~9月期決算はいずれも好調であり、ファンダメンタルズ面ではポジティブで下値を拾う動きも活発。75日移動平均線をサポートラインに意識した押し目買いで下値抵抗力を発揮している。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年11月16日 09時11分
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年11月16日 09時11分