貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

4324 電通グループ

東証P
3,760円
前日比
-27
-0.71%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
41.5 1.16 3.71 4.09
時価総額 9,994億円
比較される銘柄
博報堂DY, 
サイバー, 
セプテニHD

銘柄ニュース

戻る
 

本日の注目個別銘柄:出光興産、ギフティ、フリューなど


<5019> 出光興産 4101 +634
急伸。前日に上半期決算を発表、経常利益は2265億円で前年同期比40.6%減となったが、通期予想は従来の1500億円から2700億円に上方修正した。市場予想は2100億円程度の水準であった。在庫影響のほか、燃料油のマージン拡大なども背景に。また、発行済み株式数の5.3%に当たる7500万株、350億円を上限とする自社株買いの実施、増配(分割考慮前ベースで120円から160円)なども併せて発表。

<4449> ギフティ 1725 +295
急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は12.6億円で前年同期比3.6倍となり、通期予想は従来の8.1億円から11億円、前期比3倍に上方修正している。giftee for Businessサービス及び地域通貨サービスが好調に推移しているほか、販管費の下振れなども業績上振れ要因となるようだ。3月以降株価の調整基調が続いていたこともあり、高い収益成長を見直す動きにつながっている。

<6238> フリュー 1335 -169
急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は24.3億円で前年同期比53.2%増となり、通期予想は従来の25億円から33億円、前期比54.6%増に上方修正している。クレーンゲーム景品などが売上増に大きく貢献。ただ、第1四半期実績の13.2億円、前年同期比93.4%増、その後の月次動向などから業績上振れにサプライズは限定的なもよう。当面の出尽くし感が優勢の展開となる形に。

<4324> 電通グループ 4027 -385
大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は269億円で前年同期比9.0%増となったが、コンセンサスを100億円強下回る水準にとどまっている。海外オーガニック成長率などが低調のようだ。通期予想は従来の1265億円から784億円、前期比33.3%減と一転減益予想に下方修正。上半期決算時に続く下方修正となっている。想定以上の業績悪化にネガティブなインパクトが先行しているようだ。

<5105> TOYO 2620 +263
急伸。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は237億円で前年同期比4.4倍と急拡大、165億円程度の市場予想も大幅に上振れている。通期予想は従来の600億円から650億円、前期比47.6%増に上方修正しているが、極めて保守的な見通しとも捉えられているようだ。円安効果やWLTRの販売回復などが上振れの主因とみられる。年間配当金も従来計画の78円から90円に引き上げられている。

<5333> 日本ガイシ 1813.5 -109
大幅反落。本日、MSCIの定期見直しが発表となっており、新規採用がゼロ、除外が10銘柄となっている。同社も除外銘柄となっており、目先の需給悪化が懸念される状況になっているもよう。一部試算では9.5日分の売買マイナスインパクトが想定されているもよう。比較的除外銘柄は市場想定通りであったが、同社はやや見方が二分されていたようだ。同社のほかに除外銘柄では、本日は京王電鉄なども下げが目立っている。

<3288> オープンH 4585 -405
大幅続落。前日に23年9月期の決算を発表、営業利益は1423億円で前期比19.2%増となり、従来計画の1410億円並みの水準で着地。一方、24年9月期は1240億円で同12.9%減と2ケタ減益の見通し。上場以降は連続増益基調が続いてきていただけにネガティブな反応が先行している。戸建て・マンションの販売減に伴う粗利の減少を見込んでいるもよう。

<8252> 丸井G 2277 -172
大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は108億円で前年同期比27.7%減となり、150億円強の市場コンセンサスを大きく下振れている。一過性のポイント費用なども想定比下振れの要因に。通期予想は従来の455億円から420億円、前期比8.3%増に下方修正。フィンテックの見通しを引き下げているもよう。440億円程度の市場予想を下回る水準までの下方修正をネガティブ視へ。

<6361> 荏原製 7960 +704
大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は232億円で前年同期比49.8%増と大幅増益基調が続き、第3四半期累計では570億円、同33.5%増となっている。据え置きの通期予想710億円、前期比0.6%増に対する進捗値は高く、上振れ期待なども優勢となっているようだ。受注に関しても、エネルギー事業の受注計画を上方修正のほか、精密・電子事業も前四半期比58%増と改善している。

<2412> ベネ・ワン 1443 +300
ストップ高比例配分。エムスリーが連結子会社化を目指してTOBを実施すると発表。発行済み株式数の55%を買付上限としており、現在51%を保有しているパソナグループはTOBへの応募契約を締結している。TOB価格は1600円で前日終値比40%のプレミアムとなっており、同価格にサヤ寄せを目指す動きが先行したほか、エムスリー傘下入りに伴う業容拡大への期待もある。なお、パソナグループも本日はストップ高に。

《ST》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均