ソフィアホールディングス---2Qは減収なるも、調剤薬局及びその周辺事業は増収、2ケタ増益
ソフィアホールディングス<6942>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.7%減の45.17億円、営業利益が同39.8%減の1.26億円、経常利益が同35.9%減の1.29億円、親会社株主に帰属する四半期期純利益が同643.2%増の0.22億円となった。
インターネット関連事業の売上高は前年同期比12.6%増の8.46億円、セグメント利益は同10.3%減の0.62億円となった。ITエンジニアの需要が高まっていることなどからSES事業が増加し、またインターネット関連のシステム開発も順調に推移した。
通信事業の売上高は前年同期比90.1%減の0.86億円、セグメント損失は0.22億円(前年同期は0.47億円の利益)となった。MVNO事業は競合他社との競争激化により売上が前年を下回り、FVNO事業は前年に事業撤退を行った。
調剤薬局及びその周辺事業の売上高は前年同期比7.7%増の35.94億円、セグメント利益は同36.2%増の1.57億円となった。調剤報酬の改正などの影響を受けたが、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限が解除されたことによる患者の増加により、前年同期比で増収となった。当第2四半期末日現在で同社グループの薬局総数は57店舗である。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前年同期比6.6%減の87.97億円、営業利益が同45.7%減の2.00億円、経常利益が同52.7%減の1.89億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.05億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ