うるるが急反発、初配当35円実施と来期以降の株主還元方針を好感
うるる<3979>が急反発した。14日の取引終了後、初配当となる特別配当35円を24年3月期に実施すると発表。あわせて、25年3月期以降は配当性向15%以上を目安として毎期増配を目指す株主還元方針を示した。加えて、Sansan<4443>との資本提携を伴う業務提携契約の締結と、チェンジホールディングス<3962>との合弁会社設立に関する基本合意も公表。株主還元姿勢への評価とともに、今後の事業成長を期待した買いを集めたようだ。
うるるは25年3月期はEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の下限値を10億円としたうえで人的資本投資などを実施する。26年3月期以降は売上高とEBITDAで、いずれも中長期で年平均20%以上の成長を目指す。
また、Sansanがうるるの既存株主から15万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.17%)を取得。資本・業務提携により、うるるはSansanが運営する一部サービスの改善や追加機能開発に向け、ソリューションの提供を検討していく。自治体向けDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスを展開するチェンジHDとは合弁会社設立を通じ、サービス拡大の加速を図る。
うるるは24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算も開示。売上高は前年同期比16.9%増の26億4100万円、最終損益は3億2700万円の黒字(前年同期は4800万円の赤字)となった。
出所:MINKABU PRESS
うるるは25年3月期はEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の下限値を10億円としたうえで人的資本投資などを実施する。26年3月期以降は売上高とEBITDAで、いずれも中長期で年平均20%以上の成長を目指す。
また、Sansanがうるるの既存株主から15万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.17%)を取得。資本・業務提携により、うるるはSansanが運営する一部サービスの改善や追加機能開発に向け、ソリューションの提供を検討していく。自治体向けDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスを展開するチェンジHDとは合弁会社設立を通じ、サービス拡大の加速を図る。
うるるは24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算も開示。売上高は前年同期比16.9%増の26億4100万円、最終損益は3億2700万円の黒字(前年同期は4800万円の赤字)となった。
出所:MINKABU PRESS