サンマルクホールディングス---2024年3月期第2四半期業績予想と実績値の差異及び通期業績予想の修正
サンマルクホールディングス<3395>は13日、2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)業績予想と実績値の差異及び通期(2023年4月1日~2024年3月31日)業績予想の修正を発表した。
2024年3月期第2四半期累計期間の売上高は前回発表予想比8.6%増の314.97億円、営業利益は同82.4%増の9.48億円、経常利益は同約2倍の10.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同約3倍の5.18億円、1株当たり四半期純利益は25円37銭。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響が緩やかに収束する一方、原材料・エネルギー価格の高騰の影響は継続する前提で算定していたが、2023年5月から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられたことに伴う経済活動の回復に加え、各業態の既存店売上回復に向けた取り組みにより、上半期の売上高は業績予想を上回る結果となった。
また損益面には、既存店売上の回復及び不採算店舗の閉店による固定費負担の減少並びに原材料費・人件費・電力料等のコストの増加幅を経費コントロールにより抑えることで、各段階損益とも業績予想を大幅に上回る結果となった。
2024年3月期通期累計期間の売上高は前回発表予想比6.8%増の630億円、営業利益は同33.3%増の20億円、経常利益は同33.3%増の21億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同40%増の7億円、1株当たり当期純利益は34円30銭。
各コスト増は長期化し、先行き不透明な状況が想定されるものの、引き続き各業態の既存店売上回復に向けた取り組みにより業績の回復が見込まれることから、上半期の業績の動向も踏まえ、通期業績予想を修正に至った。
《SI》
提供:フィスコ