サンマルクホールディングス---2Qは2ケタ増収増益、通期業績予想の上方修正を発表
サンマルクホールディングス<3395>は13日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の314.97億円、営業利益が9.48億円(前年同期は4.95億円の損失)、経常利益が同49.4%増の10.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.0%増の5.18億円となった。
同社グループにおいては、既存業態及び派生業態のブラッシュアップ、店舗改装を含むメニューの見直しを実施し、既存店売上の回復に注力してきた。また、中長期的な観点で持続可能な成長基盤を確保するため好立地への出店を継続し、新業態及び派生業態の開発・実験に取り組んできた。これらに加えて、適切なコストコントロールの実施、一部回復の遅れている不採算店舗の閉店による赤字解消により、業績の改善に努めてきた。
新規出店の状況については、当第2四半期累計期間中に韓と米直営店2店舗、ベーカリーレストラン・バケット直営店1店舗、生麺専門鎌倉パスタ直営店6店舗、神戸元町ドリア直営店3店舗、台湾小籠包直営店1店舗、倉式珈琲店フランチャイズ店1店舗をそれぞれ出店(当第2四半期累計期間出店数:直営店13店舗、フランチャイズ店1店舗)し、これにより同社グループ全業態の当第2四半期末の合計店舗数は、直営店750店舗、フランチャイズ店24店舗、合計774店舗体制となった。
レストラン事業の売上高は前年同期比16.6%増の183.16億円、営業利益は同175.7%増の10.54億円となった。喫茶事業の売上高は同12.6%増の131.81億円、営業利益は6.82億円(前年同期は1.01億円の損失)となった。
2024年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比8.9%増(前回予想比6.8%増)の630億円、営業利益が同734.6%増(同33.3%増)の20億円、経常利益が同31.5%増(同40.0%増)の21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同68.1%増(同40.0%増)の7億円としている。
《SI》
提供:フィスコ