信用
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3494 マリオン

東証S
360円
前日比
+4
+1.12%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.8 0.65 1.50
時価総額 28.8億円

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<動意株・14日>(大引け)=トリドール、ナノMRNA、浜井産など

 トリドールホールディングス<3397>=後場上げ幅拡大。午後1時10分ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を2120億円から2310億円(前期比22.7%増)へ、営業利益を66億5000万円から100億円(同33.9%増)へ、純利益を26億円から48億円(同25.4%増)へ上方修正したことが好感されている。多くの業態の1店舗当たり収益性が想定を上回って推移していることが要因。特に、売上高は丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで上期最高となり、計画を9.2%上回ったとしている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1126億200万円(前年同期比22.4%増)、営業利益79億3800万円(同22.5%増)、純利益45億9800万円(同4.1%増)だった。

 NANO MRNA<4571>=動意。午前11時ごろ、花王<4452>とメッセンジャーRNA(mRNA)医薬品創薬に向けた包括共同研究契約を締結したと発表しており、好材料視されている。今回の共同研究では、花王が独自開発した免疫制御技術「SNAREVAX(スネアバックス)」を用い、アレルギー疾患をはじめとした領域において画期的なmRNA医薬品の創薬に向けた研究開発を推進する。なお、同件による業績への影響は現時点ではないとしている。

 浜井産業<6131>=大幅高で続伸。同社はラップ盤(研磨機)、ホブ盤(歯切り機)、フライス盤(切削加工機)などで高い商品競争力を誇り、半導体や自動車業界を主要顧客としている。そのうち自動車業界向けではサプライチェーン問題解消による生産台数回復の追い風を捉えている。また、半導体市況は低迷が長引いているものの既に底は入った状態で、来年以降の本格回復を先取りする動きが日米の株式市場で顕在化している。市況回復局面では同社もその恩恵を享受することになりそうだ。24年3月期は営業利益段階で前期比23%増の7億4000万円予想と2ケタ成長トレンドを継続する見通しだが、今上期(23年4~9月)時点で同利益は前年同期比51%増の4億6700万円を達成、対通期進捗率も63%に達しており、下期の順風環境を考慮すると一段の上振れも視野に入る。PERが依然として10倍未満と割安なことも買い人気を増幅している。

 FFRIセキュリティ<3692>=切り返し急で底値離脱の気配。サイバーセキュリティー専業の研究開発型企業で、自社で開発する純国産の標的型攻撃に特化したソフト開発を特長としている。足もとの業績は売上高、利益ともに会社側の想定を上回る推移をみせている。13日取引終了後、同社は24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の1億9100万円から2億6100万円(前期比29%増)に大幅増額し、減益予想から一転して3割増益予想に変わった。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金の攻勢を誘発する格好となった。株価は前日まで1000円トビ台での底値圏もみ合いを続けていたが、目先値ごろ感からも追随買いを誘っている。

 マリオン<3494>=物色人気に続急伸。首都圏を中心に不動産賃貸業や投資家向け不動産流動化ビジネスを展開するが、足もとの業績は絶好調に推移している。13日取引終了後に発表した24年9月期業績予想は経常利益が前期比2.5倍の4億円と大幅な伸びを見込んでおり、20年9月以来4期ぶりの過去最高益更新となる見込み。また、好業績を背景に株主還元も強化する方針で、今期年間配当は前期実績比10円の大幅増配となる24円を計画、これを材料視する買いが集中した。小型株で値が軽く目先チャート妙味もあることから、短期志向の個人投資家資金を誘導している。

 タツモ<6266>=ストップ高。13日の取引終了後に1~9月期決算を発表。売上高が前年同期比12.2%増の190億3400万円、営業利益が同74.1%増の24億500万円と好調な着地となっており、これを好感した買いを集めている。パワーデバイス向けの半導体製造装置の需要が堅調だったほか、ウエハー搬送ロボットなどの出荷が順調で洗浄装置の引き渡しも進んだ。また、表面処理用機器も検収が順調に進んでいることから売り上げを大きく伸ばした。通期の増収増益見通しに変更はない。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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