ポート---2Qは2ケタ増収増益、人材支援サービス、販促支援サービス、ファイナンス領域のいずれも順調
ポート<7047>は13日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比42.7%増の75.15億円、EBITDAは同75.1%増の16.00億円、営業利益は同76.2%増の13.95億円、税引前利益は同75.4%増の13.64億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同49.3%増の7.98億円となった。
人材支援サービスでは、企業の新卒採用意欲の本格的な回復、企業における人材採用競争の激化等、外部環境が良好な状況において、新卒層の約75%となる会員数を基盤にアライアンス、人材紹介とも前年同期比で好調な推移となり、大幅な増収増益を達成した。中でも人材紹介は成約支援組織の強化や地方拠点の拡大により高い成長率で牽引した。
販促支援サービスでは、中心となるエネルギー領域においてはストック収益の拡充を図りながらも電力事業者の電気料金の値上げに伴う新規顧客獲得余力の増加や成約単価の回復も見られる中で、第2四半期よりFiveLine社が加わり国内最大規模の電力・ガス等の成約支援事業者となりエネルギー領域におけるプレゼンス向上も図られ前年同期比で大幅な増収増益となった。なお、規制料金の値上げ、卸電力市場の価格の落ち着きによる電力事業者の新規顧客獲得余力の増加、同社グループのプレゼンス向上によるシナジー効果により、第3四半期以降についても更なる業績寄与を見込んでいる。
ファイナンス領域も前期第4四半期からの順調な業績推移が継続している。
2024年3月期通期の連結業績予想について、売上収益は前期比34.6%増の153.00億円、EBITDAは同21.4%増の24.40億円、将来収益込みEBITDAは同44.3%増の31.30億円、営業利益は同24.2%増の21.10億円、税引前利益は同24.2%増の20.60億円、当期利益は同23.3%増の15.20億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同35.8%増の14.60億円とする6月30日に発表の修正計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ