レーザーテク、東エレクなど売り買い交錯も買い優勢、米半導体株軟調も円安が追い風
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の大型株は売り買い交錯のなかも強さを発揮している。前日の米国株市場ではNYダウは続伸したもののハイテク株には軟調な銘柄も目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反落となった。ただ、押し目買いニーズも確認され下値抵抗力も発揮、SOX指数は75日移動平均線を上回る水準で推移している。スマートフォンの販売不振などを背景に半導体市況の低迷が続いているが、既に大底は入れている状況で来年以降の市況回復を見込んだ関連銘柄への買いが日米の株式市場で観測されている。足もと外国為替市場で円安方向に振れていることもあり、半導体関連株も主力どころを中心に底堅さを発揮しやすい地合いとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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