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8934 サンフロンティア不動産

東証P
1,851円
前日比
-11
-0.59%
PTS
1,855円
22:53 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.4 0.96 3.57 48.27
時価総額 902億円
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サンフロンティア不動産---2Qは2ケタ増収増益、全ての事業で2ケタ以上の増収を達成


サンフロンティア不動産<8934>は9日、2024年3月期第2四半期(23年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比38.7%増の489.98億円、営業利益が同49.4%増の120.22億円、経常利益が同48.7%増の119.44億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同57.7%増の84.63億円となった。

不動産再生事業の売上高は前年同期比21.8%増の319.84億円、セグメント利益は同4.0%増の95.43億円となった。1.リプランニング事業では、仕入れや販売を順調に進め、物件の売却が計画を前倒して進捗した。米国ニューヨークでは、顧客の資産ポートフォリオ分散ニーズに応えるべく、物件の仕入れと販売に継続して注力しており、当期に1物件を販売した。加えて、小口所有商品8号案件であるCompass練馬(認可保育園)の1次組成を行い、第4四半期に2次組成を予定している。当期の業績は、販売件数が前年同期と同数の14件となるが、物件規模が上回り前年同期と比べて売上高と利益は増加となった。

不動産サービス事業の売上高は前年同期比18.4%増の51.72億円、セグメント利益は同13.8%増の29.02億円となった。1.プロパティマネジメント事業においては、受託棟数が前年同期末より34棟増加し、稼働率が前年同期末から0.94%pt改善したこともあり、前年同期に比べ売上高、利益ともに増加した。2.ビルメンテナンス事業では、新型コロナ関連による施設消毒業務の減少や不採算現場の解約等があったものの、受託管理棟数が増加したため、前年同期に比べ売上高は増加した。しかし、利益は人件費の増加等により減少した。3.売買仲介事業においては、成約件数の減少により、売上高、利益ともに減少した。4.賃貸仲介事業では、管理受託物件における入居テナントの賃貸仲介件数の増加により、前年同期に比べ売上高、利益ともに増加した。5.貸会議室事業では、企業研修、検定試験等のイベント需要の増加、宿泊や飲食とのワンストップサービスの提供に加えて、当期に7つの拠点の新設や増床の影響により、受注が増加したため、前年同期に比べ、売上高、利益ともに増加した。6.滞納賃料保証事業では、全体の売上はほぼ横ばいながら、主たる事業である信用保証売上高は増加した。

ホテル・観光事業の売上高は前年同期比148.8%増の113.29億円、セグメント利益は33.97億円(前年同期は3.34億円の損失)となった。1.ホテル開発事業は、分譲コンドミニアムホテル1区画及びホテル1軒の売却により、売上高、利益ともに大幅に増加した。2.ホテル運営事業では、現時点で合計22ホテル(2,476室)を運営している。当期においては、国内観光需要の拡大が続き、インバウンド回復の効果もあり、同社グループの高付加価値戦略に基づく稼働率と客室単価の上昇が継続した。

その他の売上高は前年同期比60.7%増の9.96億円、セグメント利益は同51.6%増の1.31億円となった。1.海外開発事業においては、売上高、利益ともに増加した。2.建設事業においては当期の業績は、グループ子会社において大型工事の売上を計上したため、前年同期に比べ、売上高、利益ともに増加した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の830.00億円、営業利益が同10.7%増増の165.00億円、経常利益が同8.7%増の160,00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%減の110.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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