イチネンホールディングス---日東エフシーの株式取得(子会社化)を発表
イチネンホールディングス<9619>は31日、日東エフシー(愛知県名古屋市)の株式を取得し、子会社化することを決定したと発表した。なお、日東エフシーを子会社化することに伴い、同社の子会社である協同肥料(愛知県名古屋市)、北海道肥料(北海道室蘭市)、明京商事(東京都千代田区)、日東運輸倉庫(愛知県名古屋市)並びにその他の子会社4社を含む計8社がイチネンホールディングスの孫会社に、明京商事の子会社である興農社(東京都千代田区)がひ孫会社となる予定。イチネンホールディングスグループは、傘下会社であるイチネン農園、イチネン高知日高村農園の2社を通じて農業関連事業を展開しており、将来的に農業関連事業をグループの主力事業のひとつに育て上げるべく、事業規模の更なる拡大並びに収益性の向上に注力しており、今回、株式を取得する日東エフシーは、化成肥料、配合肥料等の多種多様な肥料を自社で製造・販売している。また、自社で保有する試験圃場や土壌分析設備を活用し、肥料の販売のみならず農家への栽培指導も行うなど、農業現場における豊富な知見を有しており、本件の株式取得に伴い、日東エフシーグループが持つ農業関連の知見、技術を農業関連事業の規模拡大及び収益性向上に最大限活かすことができ、さらには肥料事業に係る技術開発力と、当社グループのケミカル事業が持つ技術力を融合することで、新製品の開発や新規事業領域への進出にも繋げたいとしている。
《SI》
提供:フィスコ