山洋電は約8カ月ぶり安値、足もとの業績悪を嫌気
山洋電気<6516>が大幅安。2月安値(5510円)を下回り、約8カ月ぶりに年初来安値を更新した。この日午前11時ごろに発表した4~9月期決算は、売上高が前年同期比3.1%増の606億5400万円、営業利益が同4.1%増の69億2300万円だった。ただ、四半期ベースでみると7~9月期は前四半期(4~6月)から一転減収減益となっており、足もとの業績悪を嫌気した売りが出ている。
世界的に半導体関連需要が低迷するなか、主要な販売市場である通信装置やロボット、工作機械、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が減退。受注残の消化は順調に進んだ。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
世界的に半導体関連需要が低迷するなか、主要な販売市場である通信装置やロボット、工作機械、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が減退。受注残の消化は順調に進んだ。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS