ポーラHDは大幅続落、第3四半期営業利益は55%増も市場予想を下回る
ポーラ・オルビスホールディングス<4927>が大幅続落し年初来安値を更新している。30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算で、売上高1267億3900万円(前年同期比5.9%増)、営業利益119億1300万円(同55.4%増)となったものの、営業利益で120億円台後半を見込んでいた市場予想を下回ったことから、失望売りが出ているようだ。
中国大陸で処理水放出による影響が出たものの、ポーラブランドでエステやB.Aシリーズが好調だったほか、オルビスは新商品の継続投下などで想定を上回る進捗となり顧客数・単価ともに伸長した。ただ、為替差益の減少や前年同期の法人税等の減少の反動により、純利益は92億8400万円(同28.8%減)と減益となった。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高1800億円(前期比8.2%増)、営業利益160億円(同27.2%増)、純利益116億円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
中国大陸で処理水放出による影響が出たものの、ポーラブランドでエステやB.Aシリーズが好調だったほか、オルビスは新商品の継続投下などで想定を上回る進捗となり顧客数・単価ともに伸長した。ただ、為替差益の減少や前年同期の法人税等の減少の反動により、純利益は92億8400万円(同28.8%減)と減益となった。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高1800億円(前期比8.2%増)、営業利益160億円(同27.2%増)、純利益116億円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS