レーザーテクは上昇トレンド鮮明、前日の活況高の余勢を駆って個人投資家の参戦活発
レーザーテック<6920>が上昇トレンド鮮明。前日に4000億円近い売買代金をこなし6%を超える急伸をみせたが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし上値を指向している。米国株市場ではここにきて画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が戻り足を強めており、生成AI周辺の半導体特需にマーケットの期待は大きい。東京市場でも半導体製造装置関連は空売り筋の買い戻しの動きが表面化している。直近では岸田政権が月内にとりまとめる経済対策で、経済産業省が半導体支援に3兆4000億円規模の基金予算を要求していることが伝わったことも、半導体製造装置セクターに追い風となってる。そのなか信用買い残の整理が進んだレーザーテクは「再び個人投資家の参戦が活発化している」(ネット証券マーケットアナリスト)もようで、同関連のリード役として存在感を高めている。
出所:MINKABU PRESS
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