デイトナ Research Memo(10):2023年12月期配当は121.0円を計画、配当性向は24.9%に
■株主還元策
1. 配当政策
デイトナ<7228>は配当政策について、これまで単体の個別業績等を基準として決定していた。しかしながら近年は連結子会社数の増加もあり、子会社の連結業績への影響度合いが高まりつつあること、今後もM&A等の投資を含めグループ全体での成長を推進する方針であること、決算開示情報との整合性を踏まえ、2022年8月に連結業績を基準とする配当政策に変更した。連結業績内容、今後の事業投資の見込み、投資回収状況などを総合的に勘案して利益還元を決定する方針で、連結配当性向20%を目安に配当を実施する。
この基本方針に基づき、2022年12月期の1株当たり配当金については、期初予想から48.0円増配し、123.0円(配当性向20.2%)とした。なお、2023年12月期の1株当たり配当金については121.0円(配当性向24.9%)を予想している。
2. 株主優待
同社は、毎年12月31日時点の株主名簿に記録された株主に保有株式数に応じたポイントを付与し、食品、雑貨、バイク用品など2,000点以上の商品と交換できる株主優待制度を設けている。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《SO》
提供:フィスコ