リソー教育---2Q増収・2ケタ増益、学習塾事業、学校内個別指導事業および人格情操合宿教育事業が順調に推移
リソー教育<4714>は10日、2024年2月期第2四半期(23年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.2%増の159.40億円、営業利益が同2.5%増の10.32億円、経常利益が同1.2%増の10.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同26.3%増の8.03億円となった。
TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)について、 完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は前年同期比2.7%増の80.12億円となった。当第2四半期においては、TOMAS練馬校(東京都)、TOMAS四ツ谷校(東京都)を移転リニューアルした。
名門会(家庭教師派遣教育事業部門)について、 100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は同0.6%減の23.34億円となった。当第2四半期においては、名門会広島駅前校(広島県)をリニューアルした。
伸芽会(幼児教育事業部門)について、名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は同2.1%減の31.03億円となった。
スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)について、 学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は同15.5%増の14.29億円となった。
プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)について、 情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は同20.1%増の10.52億円となった。当第2四半期においては、TOMAS体操スクール三田校(東京都)を新規開校した。
その他の事業の売上高は同24.8%増の0.09億円となった。
2024年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.0%増の340.00億円、営業利益が同24.9%増の30.00億円、経常利益が同22.8%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.0%増の20.60億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ