フルヤ金属は続伸、東芝ESSとイリジウムの安定供給網構築に向けた事業提携検討開始
フルヤ金属<7826>が続伸している。同社は5日、東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS、川崎市幸区)と、グリーン水素の製造で注目を集めるPEM(プロトン交換膜)水電解装置の中核部材に使用されるイリジウムの安定供給網構築に向けた事業提携を検討することで覚書を締結したと発表。これが材料視されているようだ。
同社は、イリジウムの高純度化・加工・合金化の技術に強みを持ち、イリジウムの取扱量は世界屈指を誇っている。同社は東芝ESSが技術開発したスパッタリング(一般的に半導体や電子デバイスを製造するなかで極薄膜を形成する技術)方式を用いて省イリジウム化を実現した膜電極接合体の普及を支えるとしている。
出所:MINKABU PRESS
同社は、イリジウムの高純度化・加工・合金化の技術に強みを持ち、イリジウムの取扱量は世界屈指を誇っている。同社は東芝ESSが技術開発したスパッタリング(一般的に半導体や電子デバイスを製造するなかで極薄膜を形成する技術)方式を用いて省イリジウム化を実現した膜電極接合体の普及を支えるとしている。
出所:MINKABU PRESS