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話題株ピックアップ【昼刊】:マネックスG、QDレーザ、スマレジ

■マネックスグループ <8698>  659円  +100 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 マネックスグループ<8698>はストップ高。4日の取引終了後、子会社のマネックス証券とともに日本電信電話<9432>傘下のNTTドコモとの間で資本・業務提携したと発表しており、これを好感した買いが膨らんでいる。マネックス証券とドコモが持つ顧客基盤と事業基盤を掛け合わせ、次世代の資産形成サービスの創出を目指す。マネックス証券が単独株式移転により中間持ち株会社マネックスホールディングス(ドコモへの株式譲渡と同時に「ドコモマネックスホールディングス」に商号変更予定)を設立し、この中間持ち株会社の株式をドコモに一部譲渡する。出資比率はマネックスGが約51%、ドコモが約49%。譲渡日は2024年1月4日。あわせて、株主還元方針を変更すると発表した。1株当たりの配当金の下限を従来の年15円から年30円へ2倍に引き上げる。ドコモへの中間持ち株会社の株式譲渡で得る資金や今後の事業活動で獲得する利益を成長投資に活用するとともに、株主にとって目に見える形での株主還元である増配を今回行うという。今後、自社株取得や消却も検討するとしている。

■QDレーザ <6613>  742円  +48 円 (+6.9%)  11:30現在
 QDレーザ<6613>が反発した。4日の取引終了後、スウェーデン王立科学アカデミーは2023年のノーベル化学賞を、量子ドットと呼ばれる微細な半導体結晶を発見した米マサチューセッツ工科大学(MIT)のモウンジ・バウェンディ教授ら3氏に授与すると発表した。ディスプレーなどさまざまな領域で量子ドットが活用されるなか、量子ドットレーザーを手掛けるQDレーザに対しては、今回のノーベル化学賞の受賞決定を機に注目度が高まるとみた投資家の買いが入ったようだ。同社は4月、光配線用シリコンフォトニクスチップに搭載される量子ドットレーザーを6万個、量産受注したと発表している。

■スマレジ <4431>  2,792円  +150 円 (+5.7%)  11:30現在
 スマレジ<4431>は4日ぶりに大幅反発した。4日の取引終了後、クラウドPOSレジ「スマレジ」の月次登録店舗数を開示した。有料プランの登録店舗数は前月比で538店舗増加し、3万2459店舗となった。サービス拡大基調の継続を好感した買いが集まったようだ。登録店舗数全体に対するアクティブ店舗(無料プランを含む)の比率は29.7%となり、8月の水準から0.4ポイント上昇した。

■M&Aキャピ <6080>  2,718円  +102 円 (+3.9%)  11:30現在
 M&Aキャピタルパートナーズ<6080>が続伸した。4日の取引終了後、山陰中央新報社(島根県松江市)との業務提携契約の締結を発表した。あわせて、全国の新聞各社とともに、地方企業に事業承継の選択肢について情報発信する「地域共創プロジェクト」の始動も公表。すでに数十社の新聞社から賛同を得ており、業務提携契約が完了次第、随時発表するとしている。今後の事業成長を後押しする新たな取り組みの効果を期待した買いが入ったようだ。M&Aキャピは山陰中央新報社とともに、山陰地域における事業承継に関する情報発信を強化する。また、同地域で事業承継や成長戦略、企業再生に課題を持つ企業を紹介してもらう取り組みを始める。

■トヨタ自動車 <7203>  2,560円  +82.5 円 (+3.3%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>がカイ気配スタートとなり3日ぶり反発。前日は全体相場の波乱展開に流され5%近い下落となり安値圏で引けた。外国為替市場で円安局面にもかかわらずリスク回避目的の売りに押されたが、きょうは75日移動平均線をサポートラインにリバウンド狙いの買いが優勢となっている。同社の24年3月期営業利益は前期比10%増の3兆円を予想するが、通期想定為替レートは1ドル=125円で実勢とは大きな開きがあり、為替メリットによる大幅増額修正期待が強い。前日には同社の米子会社が、韓国の電池大手LGエナジー・ソリューションから電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を調達することで合意したことを発表しており、トヨタの電動化戦略への布石が着々と進んでいることも株価を後押しする材料となっている。

■すかいらーく <3197>  2,048.5円  +48.5 円 (+2.4%)  11:30現在
 すかいらーくホールディングス<3197>が堅調。4日の取引終了後、9月のグループの既存店売上高が前年同月比19.5%増となったと発表したことが株価の支援材料となった。既存店の客数は同11.3%増、客単価は同7.4%増となった。レストラン「ガスト」では、アプリのみで配信していたビール半額クーポンをチラシにも掲載したことが客数の増加に寄与した。最大1200円割引となる期間限定のサーロインステーキセットの販売も客単価の維持につながった。「夢庵」ではカキフライ定食が好調だった。全店売上高は同17.1%増となった。

■ニッタ <5186>  3,395円  +70 円 (+2.1%)  11:30現在
 ニッタ<5186>が戻り歩調。4日の取引終了後、米ダルトン・インベストメンツがニッタ株について新たに5%を超えて保有していたことが判明した。ダルトンは同社株について、過小評価をされており魅力的な投資機会と考え、長期的に保有する方針。一方、株価や株主価値の向上に向け、事業や財務状況、戦略などに関して「建設的な対話を行うことを求めていく可能性がある」と、同日に財務省に提出された大量保有報告書のなかの保有目的の項目に記載しており、思惑視した買いが入ったようだ。ダルトンの保有割合は5.08%。報告義務発生日は9月27日となっている。

■ハイデイ日高 <7611>  2,704円  +39 円 (+1.5%)  11:30現在
 ハイデイ日高<7611>がしっかり。4日の取引終了後、9月度の売上高速報を発表した。既存店の売上高は前年同月比25.8%増と高い増収率となり、評価されたようだ。既存店の客数は同20.1%増、客単価は同4.7%増となった。全店ベースでは売上高は同27.9%増となった。

■エスプール <2471>  385円  -79 円 (-17.0%) 一時ストップ安   11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 エスプール<2471>は急落。4日の取引終了後に発表した22年12月~23年8月期決算は、売上高が前年同期比3.3%減の193億5200万円、営業利益が同9.6%減の20億5600万円だった。第3四半期時点で営業利益の通期計画(36億2000万円)に対する進捗率が約57%と低く、これを嫌気した売りが出ている。コールセンターなど向けに人材派遣サービスを展開する人材ソリューション事業が、新型コロナウイルス関連のスポット案件が想定より早いペースで終了したことが響き減収減益に。障害者雇用支援サービスを手掛けるビジネスソリューション事業が好調だったものの補いきれず、全体でも減収減益となった。なお、通期の増収増益見通しは据え置いた。

■太陽誘電 <6976>  3,703円  -260 円 (-6.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 太陽誘電<6976>が急落し、年初来安値を更新した。4日の取引終了後、ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決議したと発表した。潜在的な希薄化リスクを警戒した売りが膨らんだ。発行額は500億円で、償還期限は2030年10月18日。潜在株式による希薄化率は9.20%となる見込み。調達資金は積層セラミックコンデンサーやメタル系パワーインダクター、導電性高分子ハイブリッドアルミニウム電解コンデンサーなどの生産能力増強のための設備投資資金に充てる。今回のユーロ円CBに関し、SMBC日興キャピタル・マーケットは、CBを購入した投資家から買い付けを行うとともに、取得したCBの全部を海外特別目的会社(SPC)に譲渡する予定。そのうえで、SPCが発行するカバードワラントをSMBC日興キャピタル・マーケットが引き受け、海外投資家に販売する取引を実施するという。

■INPEX <1605>  1,933円  -65 円 (-3.3%)  11:30現在  東証プライム 下落率9位
 INPEX<1605>が5日続落。4日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日比5.01ドル安の1バレル=84.22ドルと急落した。米エネルギー情報局(EIA)が4日に発表した週間在庫統計でガソリン在庫が増加したことから原油市場の需給が緩和するとの観測が浮上した。石油資源開発<1662>も5日続落となるなど石油関連株に売りが膨らんでいる。

■不二越 <6474>  3,715円  -85 円 (-2.2%)  11:30現在
 不二越<6474>が3日続落した。4日の取引終了後、23年11月期第3四半期累計(22年12月~23年8月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.0%増の2001億7000万円、最終利益は同32.1%減の63億円だった。最終利益の通期計画に対する進捗率は約57%にとどまっており、業績の下振れリスクが意識された。北米や中国を中心としたロボットの拡販や、工作機械・ベアリングなどの回復拡大により、国内と海外ともに増収となった。半面、原材料・エネルギー価格の高騰や固定費の増加が利益を圧迫する要因となった。

■Gunosy <6047>  674円  +100 円 (+17.4%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 Gunosy<6047>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の674円に買われ、年初来高値を更新した。同社の出資先でインドで決済サービスを提供するフィンテック企業のslice(スライス)と、インドのノースイースト・スモール・ファイナンス銀行が合併すると現地で伝わった。現地の中央銀行が承認したという。Gunosyに対しては、収益貢献を期待した買いが集まったようだ。

■YE DIGITAL <2354>  817円  +72 円 (+9.7%)  11:30現在
 YE DIGITAL<2354>が強力な上昇トレンドを形成、新値街道をまい進している。安川グループのIoTソリューションを支えるキーカンパニーで、富士通<6702>ともSAPビジネスなどで戦略的に協業体制を確立させ、企業のデジタライゼーションの波に乗り将来的な成長期待が強い。足もとの業績もデジタルトランスフォーメーション(DX)事業を中心に会社側の想定を上回って好調に推移しており、24年2月期営業利益は従来予想の11億円から12億円(前期比32%増)に増額、年間配当も従来計画の10円から12円(前期実績は10円)に引き上げている。また、市場では会社側想定は依然として保守的との見方が強く、一段の上振れを見込んだ買いが流入している。

●ストップ高銘柄
 アクセスHD <7042>  1,721円  +300 円 (+21.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 イー・ロジット <9327>  627円  +100 円 (+19.0%) ストップ高   11:30現在
 BBDイニシアティブ <5259>  717円  +100 円 (+16.2%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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