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株価指数先物【引け後】 米国睨みの状況が続く可能性


大阪12月限
日経225先物 31820 -200 (-0.62%)
TOPIX先物 2318.5 -15.0 (-0.64%)

 日経225先物(12月限)は前日比200円安の3万1820円で取引を終了。寄り付きは3万2060円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1825円)を上回り、買いが先行した。寄り付きを安値に上げ幅を広げると、ほどなくして3万2410円まで上げ幅を広げた。ただし、買い一巡後は3万2300円~3万2350円辺りの狭いレンジで保ち合い、ランチタイムでレンジを下放れて3万2100円まで売られた。後場はロングを外す動きが強まり、終盤にかけて一時3万1770円まで下げ幅を広げる場面が見られた。

 米政府機関の閉鎖を回避するための「つなぎ予算」案が可決されたことが材料視され、日経225先物は買い先行で始まった。寄り付き後に25日、75日移動平均線水準まで一気に上昇しており、初動の反応としては達成感が意識された格好だろう。ボリンジャーバンドの-1σを突破し、目先的な抵抗線まで買われたことで利食いも入りやすく、前場中盤以降は週明けの米国市場を見極めたいとのムードが強まった。米政府機関の閉鎖回避を手掛かりとした初動の動きは、寄り付き直後の上昇で一巡したようである。

 グローベックスのNYダウ先物は200ドル高、ナスダック100先物は140ポイントほど上昇して推移しており、この流れから週明けの米国市場が買い先行となれば、仕切り直しで3万2000円処での攻防をみせ、再び25日、75日線水準を捉えてくる可能性はあるだろう。ただし、本日の動きを見る限りでは東京市場が牽引する展開は期待しづらく、米国睨みの状況が続きそうだ。

 そのため、米国市場の動向を受けて朝方はトレンドが出たとしても、上下いずれも早い段階でクローズを想定した押し目買いのロング、あるいは戻り売りのショートのトレードになりそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.72倍と横ばいで終えた。下向きのトレンドが継続するなか、朝方には一時13.78倍まで上昇し、抵抗線として意識される25日線に接近してきた。自律反発としては達成感につながりやすい水準であり、後場の低下は想定内といったところだろう。週明けの米国市場が買い優勢の展開となれば、改めてNTショートの巻き戻しに向かわせそうだ。

 手口面では、日経225先物は、SBI証券が1207枚、ビーオブエー証券が890枚、野村証券が754枚、BNPパリバ証券が450枚、JPモルガン証券が423枚の買い越しに対して、UBS証券が1552枚、シティグループ証券が1359枚、バークレイズ証券が694枚、モルガンMUFG証券が424枚、ソシエテジェネラル証券が416枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、三菱UFJ証券が3600枚、野村証券が1091枚、大和証券が933枚、BNPパリバ証券が645枚、モルガンMUFG証券が496枚の買い越しに対して、ドイツ証券が229枚、JPモルガン証券が299枚、みずほ証券が1102枚、ゴールドマン証券が1824枚、バークレイズ証券が3591枚の売り越しだった。

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