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東京株式(大引け)=97円安、朝方大きく買い先行も後場に失速

 2日の東京株式市場は朝方買い優勢で始まった後、日経平均は大幅高に買われたが、後場は急速に値を消しマイナス圏に沈み安値引けで取引を終えた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比97円74銭安の3万1759円88銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は15億5061万株、売買代金概算は3兆7015億円。値上がり銘柄数は515、対して値下がり銘柄数は1266、変わらずは50銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方リスク選好、先物主導の買い戻しで日経平均は500円を超える上昇を示し3万2000円台を大きく回復した。前週末の米国株市場では長期金利の高止まりを嫌気してNYダウが反落したものの、その後つなぎ予算の成立で米政府機関の閉鎖リスクが目先解消されたことで、東京市場も取引開始直後は空売り筋の買い戻しで株価に浮揚力が働いた。外国為替市場で円安が進んだことも追い風になった。しかし、後場に入ると地合いが一変し下落に転じた。買い戻しが一巡すると上値を買う実需買いの動きはみられず、米長期金利が時間外で上昇したことなどが嫌気されて幅広い銘柄に売りが出た。大引けは安値引けとなり、プライム市場の約7割の銘柄が下落した。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、三菱重工業<7011>も売られた。東京エレクトロン<8035>なども軟調。任天堂<7974>も売り優勢だった。ニトリホールディングス<9843>が安く、イー・ガーディアン<6050>は急落となった。スターティアホールディングス<3393>、ピックルスホールディングス<2935>が大幅安。楽天グループ<4755>も値を下げた。

 半面、売買代金で群を抜くレーザーテック<6920>が堅調、ディスコ<6146>なども買いを集めた。トヨタ自動車<7203>がしっかり、川崎汽船<9107>なども物色人気。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが頑強な値動きを示し、ダイキン工業<6367>も買いが優勢だった。ケーヨー<8168>がストップ高となったほか、アダストリア<2685>、北川鉄工所<6317>がいずれも大きく値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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