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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドルは上値トライ継続も円売りは縮小


25日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)による当面の引き締め期待でドル買いに振れやすく、上値トライの方向。ただ、日本政府による為替介入への警戒感から、円売りは縮小しそうだ。

前週末は米金融当局者が長期引き締め方針の必要性を強調したものの、ドル買いは限定的。ユーロ・ドルは1.0670ドル付近から1.0640ドル付近への軟化、ドル・円は148円付近から148円40銭付近への上昇にとどまった。この日の米PMIに力強さは感じられず、米10年債利回りは弱含んだ。ただ、週明けアジア市場でドル・円は日米金利差により下げづらい値動きとなり、日本株高を好感した円売りが主要通貨を支えた。

この後の海外市場はドル買いが続くか注目される。FRB当局者のタカ派的な見解から引き締め方針に変わりはなく、金利高・ドル高に振れやすい。一方、自動車メーカーの労働者によるストについてバイデン政権は組合側に理解を示し、今後の賃金インフレが意識されやすい。ドルは買い継続で上値をトライする地合いが続く。ただ、ドル・円は心理的節目の150円が視野に入り、日本の為替介入への警戒が円売りを抑制しよう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 独・9月IFO企業景況感指数(予想:85.1、8月:85.7)
・21:30 米・8月シカゴ連銀全米活動指数(7月:0.12)
・23:30 米・9月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-15.7、8月:-17.2)
・07:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁質疑応答(ペンシルベニア大学)

《CS》

 提供:フィスコ

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