バルニバービが大幅続落、今期最終24%減益・減配計画をネガティブ視
バルニバービ<3418>が大幅続落した。14日の取引終了後、23年7月期の連結決算発表にあわせ、24年7月期の最終利益が前期比23.8%減の5億1300万円になる見通しを示した。年間配当は同2円50銭減配の7円50銭を計画する。人流回復に伴って、コロナ禍の痛手を受けた外食産業の業況が改善に向かうとみられていたなか、減益と減益見通しが示されたことを嫌気した売りが膨らんだ。
今期の売上高は同2.6%減の130億1800万円を見込む。今期は既存レストラン事業の収益力向上に向けた組織づくりに重点を置く構え。あわせて公表した中期経営計画では、25年7月期から出店・開発スピードを大幅に引き上げる方針を示し、28年7月期に売上高を200億4200万円、営業利益を14億1000万円(24年7月期は7億5300万円の見通し)とする目標を掲げた。
23年7月期の売上高は前の期比34.0%増の133億6300万円、最終利益が同5.4倍の6億7300万円だった。利益確保が困難と判断した3店舗に関する減損損失を計上しながらも大幅な最終増益となった。なお、同社は22年7月期の期末配当と23年7月期の中間配当について、分配可能額を超えていたことが判明したと発表。社外の弁護士などによる外部調査を実施する。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高は同2.6%減の130億1800万円を見込む。今期は既存レストラン事業の収益力向上に向けた組織づくりに重点を置く構え。あわせて公表した中期経営計画では、25年7月期から出店・開発スピードを大幅に引き上げる方針を示し、28年7月期に売上高を200億4200万円、営業利益を14億1000万円(24年7月期は7億5300万円の見通し)とする目標を掲げた。
23年7月期の売上高は前の期比34.0%増の133億6300万円、最終利益が同5.4倍の6億7300万円だった。利益確保が困難と判断した3店舗に関する減損損失を計上しながらも大幅な最終増益となった。なお、同社は22年7月期の期末配当と23年7月期の中間配当について、分配可能額を超えていたことが判明したと発表。社外の弁護士などによる外部調査を実施する。
出所:MINKABU PRESS