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4391 ロジザード

東証G
1,160円
前日比
-20
-1.69%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.3 1.90 1.55
時価総額 38.2億円
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ロジザード Research Memo(6):2024年6月期は外部環境の好調を想定。製品開発と人材リソースに積極投資


■今後の見通し

2024年6月期の業績は、売上高で前期比9.2%増の2,024百万円、営業利益で同26.9%増の331百万円、経常利益で同27.0%増の331百万円、当期純利益で同22.4%増の226百万円と増収増益を見込む。ロジザード<4391>の主要顧客である物流業界では人手不足を背景に自動化・省力化へのニーズが高まっているほか、流通業界においてはコロナ禍から経済社会活動が再開し、OMOマーケティングに対する関心がより高まっている。また、こうしたなかでBtoB企業からの引き合いも増加している状況である。

これら外部環境の追い風が吹くなか、新たに策定した経営計画に基づき、クラウドサービスの業績拡大に注力していく。具体的には、市場ポジションのBtoBへの拡大とBtoB企業が必要とする機能開発とデータ連携、オプション機能の追加による物流現場の省力化・自動化の促進や、「ロジザードZERO-STORE」「ロジザードOCE」の機能強化によるOMO対応の促進、などに注力する方針だ。加えて、拡大する市場のチャンスをしっかりと取り込むために採用活動も継続し、社内体制を継続して拡充する。具体的には、2024年6月期末までに132名まで増強することを予定している(2023年6月期末は115名)。

利益面に関しては、将来のさらなる業績拡大を見据えて研究開発と人材に先行投資をしながらも、売上高の伸びを上回る成長を想定している。利益率の高いクラウドサービスが伸長することにより、利益がしっかりと積み上がることが理由だ。先述のとおり、サブスクリプション型のクラウドサービスを主力とする同社の利益率は高い。今後もOMOマーケティングへのニーズに対応しながら新規アカウント数を拡大させていくなかで、順調に利益が積み上げるものと弊社は見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

《SI》

 提供:フィスコ

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