巴工業が反落、第3四半期営業利益30%増も材料出尽くし感
巴工業<6309>が反落している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年11月~23年7月)連結決算は、売上高358億2300万円(前年同期比9.4%増)、営業利益28億8800万円(同29.5%増)、純利益19億8600万円(同3.8%増)と大幅営業増益となり、これを受けて朝方は高く始まったものの、その後は材料出尽くし感から利益確定売りに押される展開となっている。
機械製造販売事業で国内官需向けの販売が全般的に伸び悩んだものの、海外向け機械、装置工事、部品修理の販売や、国内民需向け機械の販売が堅調だった。また、化学工業製品販売事業で機能材料関連の半導体製造用途向け材料が大きく伸びたほか、鉱産関連の建材・自動車用途向けを主とした材料、化成品関連の塗料・インキ用途向けを主とした材料などが伸長した。
なお、23年10月期通期業績予想は、売上高484億6000万円(前期比6.3%増)、営業利益35億9000万円(同8.8%増)、純利益24億3000万円(同8.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
機械製造販売事業で国内官需向けの販売が全般的に伸び悩んだものの、海外向け機械、装置工事、部品修理の販売や、国内民需向け機械の販売が堅調だった。また、化学工業製品販売事業で機能材料関連の半導体製造用途向け材料が大きく伸びたほか、鉱産関連の建材・自動車用途向けを主とした材料、化成品関連の塗料・インキ用途向けを主とした材料などが伸長した。
なお、23年10月期通期業績予想は、売上高484億6000万円(前期比6.3%増)、営業利益35億9000万円(同8.8%増)、純利益24億3000万円(同8.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS