SUMCOなど半導体関連が底堅さ発揮、米エヌビディア株変調も空売り買い戻し
SUMCO<3436>は前日終値近辺で売り物をこなす展開。半導体市況の低迷を背景に関連企業は足もとの業績の厳しさが改めて意識されている。そうしたなか、同社は23年12月期の営業利益が前期比3割以上の減益となる可能性が高いと一部で報じられたが、目先は外資系証券経由の貸株調達による空売りが溜まっていたことで、きょうはその買い戻しが下値抵抗力に反映されている。ここ米国株市場で生成AI関連の半導体株人気の象徴であったエヌビディア<NVDA>が変調で、前日まで5日続落となっていることから東京市場でも半導体セクターには向かい風となっているが、きょうは同社株をはじめ総じて関連株はショートカバーの動きが観測される。
出所:MINKABU PRESS
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