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0019 東証 中型株

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本日の注目個別銘柄:伊藤園、Fブラザーズ、星光PMCなど


<3928> マイネット 386 +5
大幅続伸。年初来高値を更新している。同社はゲーム事業の他に、プロリーグ公認となるファンタジースポーツサービスをプロ野球とバスケットボールの2領域において展開している。前日のバスケットボールW杯において日本がパリオリンピックの出場権獲得に成功しており、今後のバスケ人気の盛り上がりが想定される中で、関連銘柄の一角として注目される状況となっているもよう。

<8801> 三井不 3338 +89
大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も2700円から3700円に引上げた。在宅勤務拡大によるオフィス市況への悪影響を懸念すべき局面は終了、今後は需要の反動増によるオフィス市況改善など、不動産株が再評価されると判断へ。業界投資判断を「アトラクティブ」に引き上げた。同社に関しては今後、株主還元目線が引き上げられる可能性も。

<3563> F&LC 2820.5 +67
大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げし、目標株価は3500円を据え置いた。短期的には客数回復による国内スシローの売上改善を見込むほか、株価下落で投資妙味が高まっていると判断しているもよだ。また、中期的には海外スシローが業績をけん引すると見込む。値上げでは平均12ヵ月程度で客数の減少から回復しており、昨年10月の価格改定からの回復が今後加速すると予想している。

<1407> ウエストHD 2994 +142
大幅続伸。先週末に業績予想の下方修正を発表している。23年8月期通期営業利益は従来予想の112億円から86億円、前期比10.7%増に下方修正。ただ、第3四半期までの状況から下方修正は想定線、コンセンサスは90億円強の水準まで低下していたことからも、目先の悪材料出尽くしと受けとめる向きが多いようだ。ウエストFIT事業の先行き期待なども足元では高まる状況となっているもよう。

<3382> 7&iHD 5962 -31
反落。先週末にそごう・西武の株式譲渡完了、並びに業績修正を発表。株式譲渡関連損失1331億円を第2四半期に計上することで、通期純利益計画は従来の2850億円から2300億円に下方修正。営業利益は為替前提の変更によって5130億円から5250億円に上方修正したが、上期予想は実績値を反映させて2360億円から2350億円にわずかに下方修正した。

<9627> アインHD 4632 +85
大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は36.1億円で前年同期比31.1%増となり、据え置きの上半期計画60.9億円、同10.3%減に対して想定外の好スタートとなっている。外来受診抑制の緩和が影響し処方箋枚数が増加したほか、人流回復による客数の堅調推移でリテール事業も伸長。なお、先週末はアインファーマシーズによる病院敷地内薬局の入札妨害の疑いなどで急落となっていた。

<3454> Fブラザーズ 1205 +116
急伸。先週末に23年11月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の33.5億円から40億円、前期比2.2倍の水準にまで引き上げ。当初売却を予定していなかった物件を売却対象に加えたほか、当初計画を上回る条件で売却を実施できていることなどが業績上振れの背景となっているもよう。上半期までの進捗から上振れ期待はあったとみられるが、ストレートに買い材料視される展開となっている。

<5194> 相模ゴム 898 +150
ストップ高比例配分。9月1日に提出された大量保有報告書によると、投資会社のオアシスマネジメントが9.77%の株式を保有していることが明らかになった。保有目的として、株主価値を守るために重要提案行為を行うことがあるともされている。オアシスは「物言う投資家」として知られ、過去には東芝や東京ドームなど株主提案が話題になったケースも多い。株主価値向上策につながっていくとの思惑が先行する展開だった。

<4963> 星光PMC 667 +100
ストップ高比例配分。米投資会社カーライル・グループの系列企業が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。同社ではTOBに賛同の意見を表明している。TOB価格は1070円で先週末終値比88.7%のプレミアムとなっており、TOB価格サヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。TOB期間は9月4日から10月17日まで。同社はDICが50%超の株式を保有する上場子会社であった。

<2593> 伊藤園 4900 +536
急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は99.9億円で前年同期比66.5%増となり、据え置きの上半期計画125億円、同10.3%増に対する進捗率は80%に達している。人流回復や猛暑を背景に飲料の値上げが浸透し、米国でも利益率の高い主力の緑茶飲料「お~いお茶」製品が好調に推移のもよう。想定以上の好決算と捉えられ、業績上振れが意識される展開になっているようだ。
《ST》

 提供:フィスコ

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