東京株式(寄り付き)=続伸、強弱観対立のなかも買い優勢
4日の東京株式市場は強弱観対立のなかも買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比86円高の3万2797円と続伸。
前週末の米国株式市場ではNYダウは終値で100ドル強の上昇を維持したものの、朝高後に値を消す銘柄が多かった。この日発表された8月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が事前コンセンサスを上回ったが、失業率が予想に反して上昇したことを受けFRBによる追加利上げに対する警戒感が後退した。ただ、その後は米長期金利上昇を背景に利益確定売りが表面化し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅マイナス圏で引けている。そうしたなか、東京市場では前週末まで日経平均が5日続伸していることで目先買い疲れ感も意識されやすく、上値は重い可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
前週末の米国株式市場ではNYダウは終値で100ドル強の上昇を維持したものの、朝高後に値を消す銘柄が多かった。この日発表された8月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が事前コンセンサスを上回ったが、失業率が予想に反して上昇したことを受けFRBによる追加利上げに対する警戒感が後退した。ただ、その後は米長期金利上昇を背景に利益確定売りが表面化し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅マイナス圏で引けている。そうしたなか、東京市場では前週末まで日経平均が5日続伸していることで目先買い疲れ感も意識されやすく、上値は重い可能性がある。
出所:MINKABU PRESS