【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 Fブラザーズ、伊藤園、アインH (1日大引け後 発表分)
Fブラザーズ <日足> 「株探」多機能チャートより
9月1日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
Fブラザーズ <3454> [東証P] ★今期経常を28%上方修正
◆23年11月期の連結経常利益を従来予想の25.2億円→32.4億円に28.3%上方修正。増益率が86.2%増→2.4倍に拡大する見通しとなった。賃貸不動産ポートフォリオの入れ替えで予定していなかった物件を売却対象に加えたことや、想定を上回る条件で売却を実施できていることなどが上振れの要因。
伊藤園 <2593> [東証P] ★5-7月期(1Q)経常は57%増益で着地
◆24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比57.2%増の105億円に拡大して着地。国内飲料事業は価格改定によって伊藤園単独の販売本数が減少した一方、採算は大きく改善した。飲食関連事業でタリーズコーヒーの収益が伸びたことも大幅増益につながった。
上期計画の126億円に対する進捗率は83.6%に達しており、業績上振れが期待される。
アインHD <9627> [東証P] ★5-7月期(1Q)経常は26%増益で着地
◆24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比25.6%増の38.8億円に伸びて着地。新型コロナウイルスの5類移行で外来受診抑制が緩和し、調剤薬局で処方箋枚数が増加したことが寄与。人流回復による客数増加でドラッグストアを展開するリテール事業の収益も大きく伸びた。
上期計画の64.2億円に対する進捗率は60.4%に達しており、業績上振れが期待される。
株探ニュース