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株価指数先物【引け後】 米雇用統計通過後のアク抜けを意識


大阪9月限
日経225先物 32700 +90 (+0.27%)
TOPIX先物 2346.5 +16.0 (+0.68%)

 日経225先物(9月限)は前日比90円高の3万2700円で取引を終了。寄り付きは3万2480円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2500円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。しかし、直後に付けた3万2460円を安値にロング優勢の流れとなり、現物の寄り付き後ほどなくして上昇に転じると、前場終盤にかけて一時3万2850円まで買われた。後場は3万2730円~3万2820円処で保ち合いを継続。後場中盤辺りからは米雇用統計の発表を控えた持ち高調整により上げ幅を縮めた。

 日経225先物は前場に3万2460円から3万2850円まで強い値動きとなり、後場はこう着が強まった。ここ数日、後場が同様の値動きだったこともあり、上値の重さは意識されないだろう。反対にオプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円のレンジ上限を上放れてきたことで、3万2750円から3万3000円のレンジに移行する可能性はあるだろう。

 また、ボリンジャーバンドの+1σを捉えてきており、同水準が支持線として意識されてくるようだと、+2σが位置する3万3100円水準のほか、8月1日に付けた戻り高値の3万3470円がターゲットとなろう。来週は9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、基本は限月交代に伴うロールオーバーが中心になり、トレンドは出にくい需給状況である。ただし、レンジを切り上げてきている状況で、ヘッジ対応の動きがショートカバーを誘う流れに向かわせるほか、米雇用統計通過後のアク抜けからロングも入りやすい。

 NT倍率は先物中心限月で13.93倍に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株はまちまちの動きだった。一方で、TOPIXがバブル崩壊後の戻り高値を更新するなか、TOPIX型のインデックス買いが断続的に入ったようだ。相対的に日経平均型の出遅れ感が今後意識されてくるようだと、NTショートの巻き戻しが意識されてきそうだ。

 手口面では、日経225先物はソシエテジェネラル証券が1925枚、HSBC証券が1696枚、ビーオブエー証券が1450枚、みずほ証券が1317枚、ドイツ証券が827枚の買い越しに対して、ゴールドマン証券が3379枚、野村証券が2092枚、UBS証券が613枚、BNPパリバ証券が583枚、SMBC日興証券が552枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、三菱UFJ証券が2224枚、バークレイズ証券が2176枚、UBS証券が1943枚、SMBC日興証券が1900枚、HSBC証券が1867枚の買い越しに対して、みずほ証券が6978枚、ソシエテジェネラル証券が3238枚、モルガンMUFG証券が2688枚、ビーオブエー証券が1093枚、ゴールドマン証券が777枚の売り越しだった。

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