日本ペHDが3日続伸、インド市場への再参入を評価
日本ペイントホールディングス<4612>が3日続伸した。29日の取引終了後、インドの塗料メーカー2社の株式を取得し、子会社化すると発表した。同社は親会社であるシンガポールのウットラムグループに2021年に、インドの事業会社2社を売却していた。今回の2社の買い戻しによりインド市場に対して再参入をする格好となり、中期的な業績の押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。
ウットラムグループに属するIsaac Newton Corporationに株式を譲渡した際の基本合意に基づき、建築用塗料などを手掛けるNippon Paint(India)と、自動車用塗料事業を担うBerger Nippon Paint Automotive Coatingsについて、買い戻す権利(コールオプション)を行使する。取得価格は合計約145億円。2社の事業が好転し、今後大規模な費用投入がなくても持続的な成長が可能であると判断した。
出所:MINKABU PRESS
ウットラムグループに属するIsaac Newton Corporationに株式を譲渡した際の基本合意に基づき、建築用塗料などを手掛けるNippon Paint(India)と、自動車用塗料事業を担うBerger Nippon Paint Automotive Coatingsについて、買い戻す権利(コールオプション)を行使する。取得価格は合計約145億円。2社の事業が好転し、今後大規模な費用投入がなくても持続的な成長が可能であると判断した。
出所:MINKABU PRESS