アルファGが一時S高、立会外買付取引で83万2000株の取得を発表
アルファグループ<3322>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の765円に買われる場面があった。29日の取引終了後、兼松コミュニケーションズ(東京都渋谷区)が保有株式の売却意向を示したことを受けて、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)を通じて、取得総数85万株(自己株式を除く発行済み株式総数の15.04%)、取得総額5億6525万円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。30日午前に83万2000株(取得総額5億5328万円)の取得を完了したと開示している。自社株買いの発表に加え、アルファG社長の吉岡伸一郎氏が代表取締役を務める投資事業のエクステンド(埼玉県草加市)が9月6日付でアルファGの株式165万3400株(総株主の議決権数の29.25%)を取得する予定も公表しており、株式需給が引き締まるとの見方が広がったようだ。兼松コミュニケーションズとの取引は継続する方針。アルファGはエクステンドの子会社となる予定だが、引き続きスタンダード市場の上場を維持する方針という。
出所:MINKABU PRESS
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