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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7283 愛三工業

東証P
1,353円
前日比
-49
-3.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.5 0.62 4.66 76.08
時価総額 857億円
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<動意株・28日>(大引け)=愛三工、YEデジタル、都築電

 愛三工業<7283>=上げ足強め5連騰。今月2日に1228円の年初来高値を形成したが、約4週間ぶりに新値街道に復帰した。トヨタ系自動車部品メーカーで主力は燃料ポンプや燃料噴射システムだが、トヨタ自動車<7203>の電気自動車(EV)戦略に対応した電動車制御システム分野の展開力に磨きをかけており、今後が期待されている。23年3月期は自動車生産回復を背景に収益機会が広がり、営業4割増益を達成するとともに8期ぶり過去最高益更新となった。24年3月期は営業3%増益見通しと伸び率が鈍化するが、会社側見通しは保守的で上振れの可能性がある。PERが9倍台、PBRが0.7倍前後と株価指標面から依然として割安感が強い。

 YE DIGITAL<2354>=続急伸で年初来高値更新。前週末25日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を165億円から180億円(前期比11.4%増)へ、営業利益を10億円から11億円(同21.0%増)へ、純利益を6億円から7億円(同10.6%減)へ上方修正したことが好感されている。足もとでビジネスDXや物流DXなどのDX化に対する需要が好調に推移し、上期業績が計画を上回る見通しであることが要因としている。

 都築電気<8157>=4連騰で新値追い。情報システムのソリューション事業と電子デバイス事業を両輪とするが、業績は営業、経常、最終利益いずれも過去最高利益更新基調が続いている。株価も実質的には青空圏を飛翔する状況にあるが、今から33年前の1990年のバブル形成時に2309円の上場来高値を形成している。この更新を指呼の間に捉えた。PER9倍前後で配当利回りも3.3%強で、一段の上値余地があることを示唆している。2033年3月期に営業利益100億円(前期実績は51億1800万円)を目指す経営計画を策定している。

 タメニー<6181>=急伸。前週末25日の取引終了後、同社が運営する婚活事業者間の会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship(コネクトシップ)」に関し、リクルートホールディングス<6098>が展開する「ゼクシィ相談カウンター」との協業施策の実施を発表。これが株価の刺激材料となったようだ。結婚式会場や二次会、海外挙式、指輪選びなど多彩なサポートを提供するゼクシィ相談カウンターと連携し、成婚を受けて退会するコネクトシップの会員に対するサポートを拡充する。

 日本スキー場開発<6040>=大幅高。前週末25日の取引終了後に23年7月期業績予想の上方修正を発表しており、これを好感した買いが入っている。売上高を65億円から68億9000万円(前の期比23.7%増)へ、純利益を5億円から9億円(前の期3200万円)へ引き上げた。4月以降のグリーンシーズン事業で来場者数が計画を上回ったことが業績を押し上げる。また、繰越欠損金の見直しに伴う法人税等調整額の計上も寄与する見込み。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>=底値圏離脱の動き強める。前週末25日の取引終了後、SBIホールディングス<8473>が同社株を追加取得すると発表し、材料視されたようだ。MDVは2020年11月にSBIと資本・業務提携契約を締結。金融及びヘルスケア分野での新商品・サービスの開発など協業を進めてきた。今年6月30日現在でSBIの議決権所有割合は24.63%となっている。今回、連携強化を目的にSBIは204万3200株を上限にMDV株を追加取得する。取得期間は8月16日~12月29日。東京証券取引所における市場買い付けを通じ取得し、買い付け後の議決権保有割合は最大29.99%になる見通しという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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