ASIAN STAR---2Qは減収なるも、不動産管理事業と不動産仲介事業は増収に
ASIAN STAR<8946>は14日、2023年12月期第2四半期(23年1月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比15.3%減の8.67億円、営業損失は0.82億円(前年同期は0.40億円の損失)、経常損失は0.77億円(同0.43億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.80億円(同0.59億円の損失)となった。
不動産販売事業の売上高は前年同期比43.7%減の2.04億円、営業損失は0.12億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。建築資材の高騰により開発案件が減少し、前年同期比で戸建ての売上件数が減少している。
不動産管理事業の売上高は同0.2%増の2.89億円、営業利益は同9.0%減の0.51億円となった。国内、中国ともに新型コロナウイルス感染症の影響が緩和されてきた。
不動産賃貸事業の売上高は同3.3%減の1.99億円、営業利益は同36.7%減の0.26億円となった。主力となる駐車場の稼働率が若干低下している。
不動産仲介事業の売上高は同3.2%増の1.81億円、営業利益は同67.6%減の0.10億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響が緩和され、経済活動の正常化が見られる。
投資事業は、新型コロナウイルスの感染症の影響で投資案件が減少していることから、売上高、営業損失の計上はなかった(前年同期もいずれもゼロ)。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比27.6%増の31.77億円、営業利益が同0.3%増の0.48億円、経常利益が同4.5%増の0.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.4%減の0.32億円とする期初計画を据え置いている。
《YI》
提供:フィスコ