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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の円安けん制に警戒


14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。前週発表された米経済指標はやや堅調と市場で受け止められ、ドル買い基調は継続の見通し。ただ、145円台では日本政府の円安けん制が予想され、過度な円売りは縮小しそうだ。

前週末に発表された生産者物価指数(PPI)はコア指数も含め前年比、前月比で強い内容となった。その後のミシガン大学消費者信頼感指数は期待インフレ率が低下したが、金融引き締め継続への期待は根強く、米金利は底堅く推移。ややドル買いに振れユーロ・ドルは1.09ドル半ばに下げ、ドル・円は145円付近に浮上した。週明けアジア市場は株安基調でやや円買いに振れたが、ドル・円は145円を挟み底堅く推移した。

この後の海外市場は材料難のなか、足元の米経済指標を消化する展開となりそうだ。市場では米国のインフレは高止まりと受け止め、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化への思惑でドル高に振れやすい。ただ、明日発表の小売売上高やNY連銀製造業景気指数を見極めようと、一段のドル買いは抑制されよう。一方、欧米株安に振れればリスク回避の円買いが見込まれる。また、日本政府の円安けん制も警戒されよう。


【今日の欧米市場の予定】
・特になし

《CS》

 提供:フィスコ

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