日精機が大幅反発、第1四半期最終利益が通期計画上回る
日本精機<7287>が大幅高で5日ぶりに反発している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高743億9700万円(前年同期比32.4%増)、営業利益23億500万円(前年同期32億9600万円の赤字)、最終利益29億7100万円(同24億7500万円の赤字)となり、大幅黒字転換するとともに最終利益が通期計画を上回ったことが好感されている。
半導体不足や中国のロックダウンの影響を受けた前年と比較し、車載部品事業の四輪車用計器、二輪車用計器がともに生産台数が大きく回復した。また、製品売価の適正化活動や物流費の抑制などに取り組んだほか、原価低減活動を推進したことも寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2810億円(前期比1.9%増)、営業利益35億円(同28.3%増)、最終利益18億円(同37.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
半導体不足や中国のロックダウンの影響を受けた前年と比較し、車載部品事業の四輪車用計器、二輪車用計器がともに生産台数が大きく回復した。また、製品売価の適正化活動や物流費の抑制などに取り組んだほか、原価低減活動を推進したことも寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2810億円(前期比1.9%増)、営業利益35億円(同28.3%増)、最終利益18億円(同37.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS