CRIは売られる、10~6月期営業利益急拡大も目先利食い優勢に
CRI・ミドルウェア<3698>は全般軟調地合いに流され売り優勢の展開、ボックス圏下限の1100円近辺での攻防となっている。映像や音声に特化した基盤ソフトウェア開発を手掛けるが、足もとの業績は好調に推移している。3日取引終了後に発表した23年9月期第3四半期(22年10月~23年6月)決算は営業利益が2億5300万円(前年同期は700万円)と変貌をみせた。通期営業利益予想は前期比3.4倍の3億3000万円と大幅な伸びを見込むが、第3四半期時点の進捗率は77%に達しており、達成の可能性が高まった。ただ、今期の好調な業績は事前に織り込みが進んでおり、足もとは利益確定の売りを誘発する形となった。
出所:MINKABU PRESS
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