イリソ電子が4連騰、円安効果で今期は一転経常増益の見通し
イリソ電子工業<6908>が4連騰。2日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、経常利益の見通しを75億5000万円から82億円(前期比7.0%増)に上方修正した。経常利益は減益予想から一転して増益の計画となり、6期ぶりに最高益を更新する見込みとなったことが好感されたようだ。
今期の売上高は550億円から570億円(同7.7%増)に予想を引き上げた。為替が想定よりも円安方向で推移しており、想定レートを見直して業績予想に反映させた。4~6月期の売上高は前年同期比4.8%増の124億9600万円、経常利益は同21.7%減の16億2500万円だった。車載市場向けが伸長した半面、新たな統合基幹業務システム(ERP)に関連する費用の増加が利益の圧迫要因となった。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高は550億円から570億円(同7.7%増)に予想を引き上げた。為替が想定よりも円安方向で推移しており、想定レートを見直して業績予想に反映させた。4~6月期の売上高は前年同期比4.8%増の124億9600万円、経常利益は同21.7%減の16億2500万円だった。車載市場向けが伸長した半面、新たな統合基幹業務システム(ERP)に関連する費用の増加が利益の圧迫要因となった。
出所:MINKABU PRESS