日経平均は490円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は490円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数、機関投資家が運用指標とするS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で700円を超す上げとなったことから、目先的な高値警戒感も意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への関心が高まりやすくなっていることが、相場を下支えする要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ