ファーストコーポレーション---23年5月期の売上高は255.43億円、建設事業における受注高及び受注残高は最高額を計上
ファーストコーポレーション<1430>は14日、2023年5月期連結決算を発表した。売上高が255.43億円、営業利益が19.83億円、経常利益が19.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が13.64億円となった。2023年5月期より連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率については記載していない。
同社グループは、2024年5月期からの中期経営計画(3カ年計画)「Innovation2023」のもと、その達成に向け全社一丸となり取り組んでいる。今後も業容拡大と利益水準向上への継続的な取り組み及び新たな価値創出により持続的な成長を目指すとしている。
建設事業の売上高は197.96億円、セグメント利益は22.42億円となった。当年度においては、受注が順調に推移し、受注件数8件、受注高355.08億円及び受注残高366.78億円と、過去最高額の結果となった。
不動産事業の売上高は49.94億円、セグメント利益は6.83億円となった。当年度においては、共同事業による分譲マンションの販売収入が好調だった一方、事業用地の販売が当初予定を大きく下回る結果となった。
2024年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比27.6%増の326.00億円、営業利益が同5.7%減の18.70億円、経常利益が同8.0%減の18.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%減の12.30億円を見込んでいる。
《NS》
提供:フィスコ