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外為サマリー:140円10銭台で推移、FOMC経てドル売り優勢

 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=140円17銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=155円45銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、9時時点では140円30銭台で推移していたが、午前11時10分過ぎには139円51銭まで下落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り0.25%の利上げが発表されたが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「今後はデーター次第」とし利上げに前向きなタカ派姿勢は見せなかった。これを受け、米長期金利が低下するなかドル売りが優勢となり139円半ばまで値を下げた。ただ、今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されており、ポジション調整のドル買い・円売りも膨らみ午後には140円10銭前後に値を戻した。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1096ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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