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21日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、追加利上げやリバランス警戒


■NY株式:米国株式市場はまちまち、追加利上げやリバランス警戒

ダウ平均は2.51ドル高の35,227.69ドル、ナスダックは30.50ポイント安の14,032.80で取引を終了した。

景気見通しへの楽観的な見方を背景とした買いが続き、寄り付き後に上昇。ただ、高値では利食い売りも強く伸び悩んだ。ナスダックは大型ハイテク株の優位性を低下させることを目的としたナスダック100指数のリバランスを24日に控えていることや、大口オプション期日を迎えたことで、終盤にかけ調整的な取引が強まった。セクター別では医薬品・バイオテクが上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。

国際的出版会社のスコラスティックス(SCHL)は四半期決算の内容に加え自社株買いプログラム拡大計画が好感され大幅高。商業銀行のキャピタルワン・フィナンシャル(COF)は昨日引け後に発表した第2四半期決算で預金総額の減少が明らかになり決算発表直後は売られたが、調整後の1株利益が予想を上回ったため上昇に転じた。

クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(AXP)は第2四半期決算で1株利益は予想を上回ったものの、顧客のカード利用額が2年ぶりに低い伸びにとどまったため、総収入の伸びが予想を下回り売られた。自動車販売会社のオートネーション(AU)は第2四半期決算で調整後の1株利益が前年を下回り、自動車価格の下落で利益率低下を警告したため下落。

バイデン大統領は人工知能(AI)の脅威を警戒する必要があると、追加措置を講じることを表明した。

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:円売り加速、日銀緩和策長期化観測強まる

21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、141円22銭へ弱含んだのち141円86銭まで上昇し、141円76銭で引けた。日銀が大規模緩和策を速やかに修正する可能性は少ないとの見方に伴う円売りが継続。同時に、米国の雇用や景気が底堅く年あと2回の利上げを織り込むドル買いも再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1138ドルまで上昇後、1.1108ドルまで下落し、1.1128ドルで引けた。ユーロ・円は157円16銭まで下落後、157円79銭へじり高。ポンド・ドルは、1.2816ドルまで下落後、1.2866ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8641フランへ下落後、0.8664フランまで反発。


■NY原油:堅調推移、ドル高の影響は限定的

NYMEX原油9月限終値:77.07 ↑1.42

21日のNY原油先物9月限は堅調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+1.42ドル(+1.88%)の77.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.69ドル-77.29ドル。アジア市場の序盤で75.69ドルまで下げたが、米国市場の終盤にかけて77.29ドルまで買われた。ドル高は嫌気されなかった。通常取引終了後の時間外取引では主に76ドル台で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 31.98ドル +0.29ドル(+0.92%)
モルガン・スタンレー(MS) 94.01ドル +0.21ドル(+0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)351.96ドル +1.10ドル(+0.31%)
インテル(INTC) 34.02ドル +0.65ドル(+1.95%)
アップル(AAPL) 191.94ドル -1.19ドル(-0.62%)
アルファベット(GOOG) 120.31ドル +0.78ドル(+0.65%)
メタ(META) 294.26ドル -8.26ドル(-2.73%)
キャタピラー(CAT) 257.65ドル -3.44ドル(-1.32%)
アルコア(AA) 33.38ドル +0.70ドル(+2.14%)
ウォルマート(WMT) 158.37ドル +0.89ドル(+0.57%)
《ST》

 提供:フィスコ

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