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買い先行も25日線を目前に上値の重い展開に【クロージング】


18日の日経平均は反発。102.63円高の32493.89円(出来高概算12億株)で取引を終えた。週明けの米国市場でハイテク株が買われたことを背景に、連休明けの東京市場は半導体関連の一角が買われた。日経平均は取引開始直後には32714.59円まで上げ幅を広げた。ただし、今後本格化する国内主要企業の決算発表を前に業績動向などを確認したいとの見方も多く、次第に様子見ムードが強まったほか、25日線(32970円)水準が上値抵抗線として意識されるようになり、同水準に接近すると戻り待ちの売りが控えており、上値の重さが意識された。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300に達し、全体の7割を占めた。セクター別では、銀行、電気機器、輸送用機器、繊維製品など25業種は上昇。一方、サービス、石油石炭、鉱業、不動産など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、アドバンテス<6857>、エーザイ<4523>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、OLC<4661>、トレンド<4704>が軟化した。

米国市場はインフレ低下による景気悪化への懸念が後退したことなどから主要株価指数は上昇。なかでもSOX指数が2%を超える上伸となった。これを受け、値がさハイテク株中心に買いが優勢となり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。また、日銀の政策修正への思惑から金融株にも値を上げる銘柄が目立っていたことも支援材料になった。しかし、前日発表の中国の4~6月期の国内総生産(GDP)の伸びが市場予想を下回り、本日の中国や香港市場が軟調な展開となっていることが重しとなり、前引けにかけて急速に伸び悩んだ。円相場も朝方に比べ円高方向に振れており、後場は一時マイナスに転じる場面もあった。

東京市場は、今週は20日のニデック<6594>を皮切りに始まる主要企業の決算動向や来週に開催される日米の金融政策決定会合の結果を見定めたいとの見方が多く、積極的な売買は手控えられそうだ。このため、短期筋による仕掛け的な動きには注意が必要だろう。また、為替相場など外部環境の動きにも警戒が必要で、個別材料株で幕間つなぎの動きが主流になりそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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