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話題株ピックアップ【昼刊】:TMN、ダイセキ、Arent

■TMN <5258>  1,734円  +137 円 (+8.6%)  11:30現在
 トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>が大幅高で3日続伸している。2日朝のTBS系情報番組「がっちりマンデー!!」で紹介されたことが買いにつながっているようだ。番組では「僕たち上場しました2023」のテーマで、今年4月に上場した同社のマルチ決済端末を紹介。また、人工ダイヤモンドの原料となる種結晶を製造販売し22年6月に上場したイーディーピー<7794>も4連騰している。

■ダイセキ <9793>  4,390円  +335 円 (+8.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 ダイセキ<9793>は反発。200日移動平均線の上に顔を出してきた。前週末30日の取引終了後、3~5月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比29.9%増の178億7400万円、営業利益が同25.1%増の39億3500万円と大幅な増収増益で着地しており、これを好感した買いが優勢となっている。主力の産業廃棄物処理事業で、エネルギー価格上昇に伴い処理原価が上昇した一方、リサイクル燃料の販売価格も上昇し全体業績に寄与した。土壌汚染処理関連事業や鉛リサイクル事業も堅調だった。

■平和堂 <8276>  2,324円  +174 円 (+8.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 平和堂<8276>がマドを大きく開けて一気に2300円台まで上昇、2月22日につけた年初来高値2205円を4カ月半ぶりに上回り新値街道に突入、時価は21年9月以来1年10カ月ぶりの高値圏にある。東海や北陸中心にスーパーを展開するが、本社のある滋賀県で断トツの販売シェアを有する。前週末30日取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(23年3~5月)の連結営業利益は前年同期比38%増の25億9500万円と高水準の伸びを達成した。上期営業益予想に対する進捗率はほぼ9割に達しており、サプライズとなった。PBRは0.6倍台で水準訂正妙味も内包している。

■Arent <5254>  6,790円  +410 円 (+6.4%)  11:30現在
 Arent<5254>が大幅高で5連騰と気を吐いている。一時690円高の7070円と値を飛ばし、7000円大台を回復。建設業界を主要顧客としたデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを展開し、グロース市場上場銘柄ながら、建設業のデジタライズ化をリードするキーカンパニーとしてマーケットの関心を集めている。業務効率化に主眼を置くのではなく、DX活用で売上高を伸ばすことに焦点を合わせたプロダクト共創開発が同社の強みで、顧客開拓が続いている。23年6月期業績は売上高が前の期比倍増の19億8800万円予想、営業利益は同2.8倍の6億7400万円予想と急拡大が見込まれている。

■セントラル警備保障 <9740>  2,965円  +137 円 (+4.8%)  11:30現在
 セントラル警備保障<9740>が大幅反発し年初来高値を更新している。6月30日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、最終利益を26億円から56億円(前期比2.2倍)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各25円の年50円から同各30円の年60円へ引き上げたことが好感されている。保有するりらいあコミュニケーションズ<4708>の全株式を、三井物産<8031>が設立したOtemachi Holdingsが実施するりらいあ株式に対するTOBに応募して売却したことによる投資有価証券売却益を第2四半期に計上することが要因。なお、売上高675億円(同4.1%増)、営業利益42億円(同5.6%増)は従来見通しを据え置いている。

■エクサウィザーズ <4259>  550円  +22 円 (+4.2%)  11:30現在
 エクサウィザーズ<4259>はカイ気配スタートで水準を切り上げている。前週末30日の取引終了後、法人向け営業支援サービスを手掛けるスタジアム(東京都港区)を子会社化すると発表。収益貢献を期待した買いが入っている。プロダクト販売拡大での協業や相互送客の推進などを図る狙い。エクサWizはスタジアムの株式を27億円で取得し、議決権の100%を握る。スタジアムは東証グロース市場への新規上場を今年4月に予定していたが、その後確認事項が発生したために上場を延期した経緯がある。

■村田製作所 <6981>  8,412円  +176 円 (+2.1%)  11:30現在
 村田製作所<6981>が4日続伸、6月中旬から調整トレンドにあったが、前週は75日移動平均線を足場に戻り波動に転換、きょうも目先筋の売りをこなし強調展開を続けている。米国株市場ではスマートフォン大手のアップル<AAPL>が上場来高値を更新し、ついに時価総額が終値で初めて3兆ドルを上回った。米金利上昇局面でもナスダック総合株価指数の動きに反映されるようにハイテク系グロース株は強い動きで、同社株はその象徴となっている。6月には新製品のゴーグル型端末「Apple Vision Pro」を発表し、世界の耳目を集めた。村田製はセラミックコンデンサーでの圧倒的な実力を背景に、アップルのトップサプライヤーとして存在感を示しており、足もとアップル株の上昇で刺激を受けている。

■トランザクション <7818>  1,945円  +35 円 (+1.8%)  11:30現在
 トランザクション<7818>が6連騰し実質上場来高値を更新している。6月30日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想について、売上高を217億8000万円から225億円(前期比23.1%増)へ、営業利益を41億5400万円から45億円(同39.3%増)へ、純利益を27億7700万円から30億5700万円(同39.3%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を29円から32円へ引き上げたことが好感されている。主力サイト「販促 STYLE」「MARKLESS STYLE」が好調に推移し、特に「MARKLESS Connect」が大きく伸長したことに加えて、SNSの活用を強化したことによりDtoCサイトの売り上げが拡大していることが要因。また、eコマース事業の売上高が大きく伸長したことで効果的に利益を伸ばしていることや、内製化率、生産性の向上に努めたことで国内自社製造における利益体質が強化されたことも寄与するとしている。

■ツルハホールディングス <3391>  10,875円  +170 円 (+1.6%)  11:30現在
 ツルハホールディングス<3391>が3日ぶりに反発した。前週末6月30日発表の6月度月次営業速報(15日締め)によると、既存店売上高は前年同月比4.6%増となった。増収基調を継続したほか、対前年の伸び率は5月度(3.6%)を上回っており、株価の支援材料となったようだ。6月度の既存店の客数は同1.5%増、客単価は同3.1%増となった。全店ベースの売上高は同7.6%増だった。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,810円  +37 円 (+0.6%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が4連騰と上げ足を強め、6月21日につけた年初来高値6964円を目指す動きにある。前週末の米国株市場では主要株価指数が揃って上昇したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上昇率の高さが目立った。FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が和らいでおり、米10年債利回りが低下し、グロース株には有利な地合いとなった。これを受けて米ハイテク株に積極投資するソフトバンクGの株価にも追い風が意識されている。人工知能(AI)ベンチャーへの投資でも実績を積み重ねており、生成AI分野への取り組みも強化する構えで、政府との協働に期待が高まっている。

■ビープラッツ <4381>  3,235円  +500 円 (+18.3%) ストップ高   11:30現在
 ビープラッツ<4381>が人気加速、500円高はストップ高となる3235円まで駆け上がった。販売・管理プラットフォームをサブスクリプション方式で提供し、トヨタ自動車<7203>が展開する「KINTO」も同社のシステムを採用するなど、その実績は折紙付き。中期的に企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進はクラウドサービスの市場拡大も加速させることになり、同社の活躍余地は更に高まっていくことが予想される。業績も23年3月期は営業利益が前の期比10倍、続く24年3月期も前期比6割増の2億8700万円予想と成長加速局面に突入している。

■アルファクス <3814>  681円  +100 円 (+17.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アルファクス・フード・システム<3814>がカイ気配を切り上げている。前週末6月30日の取引終了後、第三者割当増資の実施を発表した。双日<2768>や、コンサルティング業務などを展開するエイチアンドパートナーズ(東京都港区)などを割当先として、新株を発行し資金調達を実施する。債務超過が解消に向かうとの見方から買いが集まったようだ。新たに47万8000株を発行し、1株552円90銭でエイチアンドパートナーズに19万1200株、双日に17万2100株、アルファクスの社外取締役でエイチアンドパートナーズの代表取締役を務める平川雅之氏に11万4700株を割り当てる。手取り概算で約2億4500万円を調達し、事業の運転資金に充当する。同社は23年9月末において、業績が予想通りに推移した場合、債務超過は解消されると見込んでいる。

■ダイセキS <1712>  1,245円  +172 円 (+16.0%) 一時ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ダイセキ環境ソリューション<1712>が一時ストップ高の1373円に買われ年初来高値を更新している。6月30日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を170億円から183億9500万円(前期比12.0%増)へ、営業利益を15億9100万円から20億3700万円(同48.2%増)へ、純利益を8億9100万円から11億7800万円(同62.5%増)へ上方修正したことが好感されている。主要事業である土壌処理事業において、コンサル営業による案件が好調に推移していることが要因。第1四半期は中京エリアの工場再開発案件によって、リサイクルセンターの稼働率が高い水準で進捗。また、関東エリアの大規模工場地中埋設廃棄物・汚染土壌撤去工事案件及び関西エリアの大規模工場廃棄物撤去コンサル案件についても、顧客へ高付加価値サービスを提供することによって採算性が向上し、利益率の向上に寄与したとしている。同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高66億4100万円(前年同期比97.8%増)、営業利益8億9100万円(同4.8倍)、純利益5億4600万円(同7.9倍)だった。

■クラウディア <3607>  785円  +100 円 (+14.6%) ストップ高   11:30現在
 30日に決算を発表。「今期経常を37%上方修正」が好感された。
 クラウディアホールディングス <3607> [東証S] が6月30日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比14.5%増の8億3900万円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の3億8000万円→5億2000万円(前期は6億8600万円)に36.8%上方修正し、減益率が44.6%減→24.2%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒クラウディアの詳しい業績推移表を見る

■ミクニ <7247>  512円  +61 円 (+13.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 ミクニ<7247>が急騰で新高値。出来高急増のなか12%高で500円台を一気に回復する展開となり注目を集めている。米ナスダック高を背景に、東京市場でもグロース(成長)株への資金流入が目立っているが、一方で低PBR株を見直す動きが再び高まっている。同社は電子制御による燃料供給装置を主力とする独立系の自動車部品メーカーだが、スズキ<7269>やヤマハ発動機<7272>などとの取引関係が密接で安定した収益基盤を持つ。また、経済成長著しいインドでの展開を強みとし、インド関連株としてもマーケットの関心が高まっているもよう。24年3月期営業利益は前期比30%増の40億円と高変化を見込むが、PER10倍台と割安なほか、PBRは0.5倍台前後と解散価値の半値水準にあることで株高修正期待が強い。

●ストップ高銘柄
 クオリプス <4894>  1,978円  +400 円 (+25.4%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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