中部鋼鈑 Research Memo(7):2024年3月期以降に1株当たり年間60円、もしくは配当性向35%を実施
■中部鋼鈑<5461>の株主還元
利益配分については、従来、安定的な配当に注意を払いつつ、業績に見合った弾力的な配当を実施していくことを基本方針としている。2023年3月期の期末配当金は、直近の配当予想から9円増額し1株当たり84円の普通配当とした。加えて、東京証券取引所プライム市場上場による1株当たり10円の記念配当を実施。これにより、年間配当金は1株当たり104円(配当性向33.5%)となる。
なお、2024年3月期以降は、「1株当たり年間60円」の安定配当、または業績に見合った弾力的な配当として「配当性向35%」(現 中期経営計画比+5%)のいずれか大きい方を目途として配当を行うとしている。これにより、期首計画では1株当たり83円(配当性向35.3%)を計画している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《YI》
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