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ダウ平均は横ばい パウエル証言をきっかけにIT・ハイテク株に利益確定売り=米国株前半

NY株式21日(NY時間13:17)
ダウ平均   34032.37(-21.50 -0.06%)
ナスダック   13515.96(-151.33 -1.11%)
CME日経平均先物 33600(大証終比:+30 +0.09%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばいで推移しているものの、IT・ハイテク株への利益確定売りが強まっており、ナスダックは大幅安となっている。一方、ダウ平均は一時177ドル安まで下落したものの、売りが一巡すると前日付近まで戻す展開。

 米株式市場では先週までの上げで高値警戒感が出ており、それを正当化する次の材料を必要としている。ナスダックは主要な上値抵抗線を突破したことで、出来高の増加と幅広い市場参加者に支えられ、米株式市場は買われ過ぎの水準に到達している状況。

 きょうはパウエルFRB議長の下院金融委員会での議会証言が行われていたが、ちょうどよいきっかけとなった模様。議長は事前原稿で「金利は年末までに幾分高くなると当局者は見ている。インフレを2%に戻すにはまだ長い道のり」と言及していたことで株式市場はタカ派な雰囲気と受け取った模様。米国債利回りの上昇と伴にIT・ハイテク株は利益確定売りに押されている。

 市場からは、「ここ数週間、株価は上昇するばかりでほっとしている。今週のFRBの講演者は利上げを続けるという話に集中しそうだ。そして、そのことが、特にIT・ハイテク株のような成長に依存する高値圏の銘柄に一服感を与えている」との見方が出ている。

 前日引け後に決算を発表したフェデックス<FDX>が下落。一旦プラス圏に転じる場面があったものの上値は重い。24年度の通期ガイダンスで予想を下回る1株利益の見通しを示したことが嫌気。需要の落ち込みが、スブラマニアムCEOの40億ドルのコスト削減計画を相殺した格好。

フェデックス<FDX> 224.74(-6.91 -2.98%)

アップル<AAPL> 184.13(-0.88 -0.48%)
マイクロソフト<MSFT> 333.96(-4.09 -1.21%)
アマゾン<AMZN> 124.88(-0.91 -0.72%)
アルファベットC<GOOG> 121.43(-2.42 -1.95%)
テスラ<TSLA> 260.81(-13.65 -4.97%)
メタ・プラットフォームズ<META> 279.61(-4.72 -1.66%)
AMD<AMD> 112.42(-6.52 -5.48%)
エヌビディア<NVDA> 428.85(-9.23 -2.11%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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